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ロサンゼルスの火災

2025-01-11 06:40:10 | 時事
 Robert Cooper神父様が祈りを呼びかけておられます。余力のある方は、お祈り下さい。

 ロサンゼルス全域で発生している山火事の光景は、想像を絶するものです。危険にさらされているすべての人々、命を救うために働いている消防士たち、そしてこの悲劇で亡くなった人々のために、どうか共に祈ってください。聖母が、この災難に遭っているすべての人を急いで助けてくださいますように。

These scenes from the wildfires across Los Angeles are unimaginable. Please join me in prayer for all those who are in harm's way, those firefighters who are working to save lives, and those who have died in this tragedy. On this Solemnity of Our Lady of Prompt Succor, may She hasten to help all those who are enduring this calamity.


 カリフォルニアの山火事による壊滅的な被害を終わらせるために、共に祈りと断食に参加して下さい。家、教会、生活の糧が焼き尽くされるのを目の当たりにした家族の慰めのために、消防・救難隊員のために、亡くなった人々のために、そして痛みに揺れる地域社会のために。私たちの慰めと憐れみの神が、希望と癒しと新しい命をもたらしてくださいますように。

Join me in a Day of Prayer and Fasting for an end to the devastation caused by the wildfires in California. For the consolation of families who have watched their homes, churches, and livelihoods burn down, for first responders, for those who have died, and for a community reeling in pain. May our God of consolation and mercy bring hope, healing, and new life.

Fr. Robert Cooper




 ロサンゼルスの火災は物凄いですね。現時点での被害総額は既に日本円にして20兆円を超えており、主に高級住宅街を焦土にしているようです。同時に5箇所で火災が発生したようです。放火説もあり、一名のホームレスが現地の住民に拘束され、警察に引き渡されましたが、嫌疑不十分で釈放されたようです。

 平年であれば、カリフォルニアはこの時期、雨季ですが、今年は例外的に雨が少なく乾燥していたところに、サンタアナと呼ばれる時速150km以上の突風が吹いており、そこに火の手が上がったものだから、瞬く間に延焼してしまいました。

 ニューサム知事ら現地の民主党政権が、防火対策を怠ったことも被害を拡大したという批判もあります。いわく、2019年にトランプ大統領が署名して、連邦が管理するダム湖の水をロサンゼルス市が防火に使っていいことになったものの、知事らは、天然記念物の保護にその水を回してしまい、今回の火災では、消防隊が水不足の状態だったとか、市長が消防隊の予算を削ったとか・・・。

 さらには、カリフォルニア州では、高騰する火災保険料の抑制政策が行われており、州の定める率以上の火災保険料の徴収は禁じられていたようです。最近の気象や火災のデータを保険料試算の根拠に使うことも禁じられており、結果、火災保険の不更新を表明したり、カリフォルニア州から撤退する保険会社も続出しており、被害に遭った家屋の何割かが無保険状態だったとか。

 日本の日本海側や米国東部では、猛烈な積雪で、被害が甚大だそうです。世界中が、異常気象で、災害だらけですね。

 祈りましょう。両方の問題のために。ひとつは、災いから守られるように、もう一つは、それらを招いているであろう私達の罪のために。




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