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志村辰弥神父『キリスト教について - 神の示しによる人の道』、1

2016-07-24 05:00:25 | キリスト教入門
志村辰弥神父『キリスト教について - 神の示しによる人の道』

 キリスト教は、天地を創造された神を知り、その神に仕えるための人の道であります。そこで、神とはどんなお方か、人とはなんであるか、また人が神に仕えるには、どうずればよいかなどのことを知らねばなりません。

◆ 著者略歴

 志村辰弥1904年誕生、1933司祭叙階、1934年ローマ・ウルバノ神学大学卒業 主著「ルルドの出来事」「聖地巡礼2週間」「この事実を何と見る(神と霊界との探求)」「聖書による予言と奇跡」上記の姉妹編「命をたいせつに」「カトリック生活の手引」現在(投稿者注 この著書の発刊時)東京カテドラル大聖堂勤務 司祭のマリア運動会員 ブルー・ア一ミー(反共世界平和連動)

1、神

◆ 神はおいでになる

 近代の学者たちは、天地(または宇宙)はおよそ100億年から、50億年前に現われたと言っています。それを説明するのはむずかしいですが、宇宙がだんだん拡大してゆくことや、物質を形づくる元素がいつ生じたかなどを調べればわかります。時計があればそれを作った時計師がいることや、家を見たらそれを建てた大工があることがわかるように、結果があれば、それにふさわしい原因がかならずなければならぬことは、だれでも認める真理です。それで、宇宙にはじめがあることは、それができて来るように働いた原因、すなわち偉大な力がなければなりません。キリスト教では、それを神と呼ぶのです。

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