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『身体障害者の聖人 聖ヨゼフ・コトレンゴ』アロイジオ・デルコル神父、18
きょうも、かれは町の屋根裏部屋に貧しい家族を訪れます。老人と子どもをかかえた未亡人、どうしてきょう一日いおいきといき生きのびようかと、青息吐息、でも、はら、あの足音が・・・?
「こんにちは!」と、あたたかい声をかけて階段をのぼってきたコトレンゴ、そのうしろから、この家族に必要なみやげを、山ともって、もうひとりがのぼってきます。
愛のあまりにつくられた、いのちの喜びを知っているコいなかトレンゴ、きょうもまた、疲れた足をひきずって、田舎からトリノへの道を歩きます。ふと出あった悲しげなはだしの老人に、
「あの、よかったら、わたしのこの靴をはいてみませんか。わたしなら、家に帰ればいくらでもありますから」老人は、ひさしぶりに靴をはいて大よろこび。このようこじきにコトレンゴは、乞食に出あうと、ポケットにあるお金も、身につけているものまで与えます。自分だけでなく、他の人々にも、くり返していいました、
「貧乏人に頼まれたら、わずかのものでもいいから、何なぐさか与えて慰めるように」と。ああ、いまの世界がこんなだったら………かれこそ、まことの平和の愛の使徒です。
トリノ市に司祭たちの模範だったコトレンゴ神父の他に、もうひとり、貧しい子どもの世話をこころざす若い司祭がいました。当時は小さな日曜学校をはじめたばかりです。ある日かの司祭が"小さな家"に訪れました。「神父さま、いかがですか?ご病気ときいたものですから」コトレンゴ神父は病んでいました。でもまだ床についていません。
よろしければ、フェイスブックのカトリックグループにもご参加ください。FBではここと異なり掲載が途切れることもありません。
きょうも、かれは町の屋根裏部屋に貧しい家族を訪れます。老人と子どもをかかえた未亡人、どうしてきょう一日いおいきといき生きのびようかと、青息吐息、でも、はら、あの足音が・・・?
「こんにちは!」と、あたたかい声をかけて階段をのぼってきたコトレンゴ、そのうしろから、この家族に必要なみやげを、山ともって、もうひとりがのぼってきます。
愛のあまりにつくられた、いのちの喜びを知っているコいなかトレンゴ、きょうもまた、疲れた足をひきずって、田舎からトリノへの道を歩きます。ふと出あった悲しげなはだしの老人に、
「あの、よかったら、わたしのこの靴をはいてみませんか。わたしなら、家に帰ればいくらでもありますから」老人は、ひさしぶりに靴をはいて大よろこび。このようこじきにコトレンゴは、乞食に出あうと、ポケットにあるお金も、身につけているものまで与えます。自分だけでなく、他の人々にも、くり返していいました、
「貧乏人に頼まれたら、わずかのものでもいいから、何なぐさか与えて慰めるように」と。ああ、いまの世界がこんなだったら………かれこそ、まことの平和の愛の使徒です。
トリノ市に司祭たちの模範だったコトレンゴ神父の他に、もうひとり、貧しい子どもの世話をこころざす若い司祭がいました。当時は小さな日曜学校をはじめたばかりです。ある日かの司祭が"小さな家"に訪れました。「神父さま、いかがですか?ご病気ときいたものですから」コトレンゴ神父は病んでいました。でもまだ床についていません。
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