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志村辰弥神父『キリスト教について - 神の示しによる人の道』
2、人
◆ 霊魂はなくならない
人は死んで肉体はくさっても、霊魂はなくなりません。なぜなら、なくなるとは物質が分解したり化合したりして、他のも変化することです。ところが霊魂は、物質で構成されていないから、変化がありません。それに、物質でさえ不滅と言わむきれるのに、それよりすぐれた霊魂が無に帰するとは考えられません。したがって、人は死によって肉体と霊魂が離れますが、霊魂は霊の世界へ移ります。その世界をあの世、または、来世と申します。死んだ人との交流があって、不思議な現象が起ることをかずかず耳にしますが、それは来世がある証拠になります。
なお、キリストの教えによれは、人は世の終わりに復活し、霊魂は新しい体をもってうまれかわります。もん白蝶が幼虫か蠕になり、成虫に生まれる変化を見れば、人間の復活の過程も理解できないことではないでしょう。復活した体は、霊体と言って永遠に生きるもので、霊魂の意のままに従い、いまのように食べたり、飲んだり、眠ったりする体ではありません。
2、人
◆ 霊魂はなくならない
人は死んで肉体はくさっても、霊魂はなくなりません。なぜなら、なくなるとは物質が分解したり化合したりして、他のも変化することです。ところが霊魂は、物質で構成されていないから、変化がありません。それに、物質でさえ不滅と言わむきれるのに、それよりすぐれた霊魂が無に帰するとは考えられません。したがって、人は死によって肉体と霊魂が離れますが、霊魂は霊の世界へ移ります。その世界をあの世、または、来世と申します。死んだ人との交流があって、不思議な現象が起ることをかずかず耳にしますが、それは来世がある証拠になります。
なお、キリストの教えによれは、人は世の終わりに復活し、霊魂は新しい体をもってうまれかわります。もん白蝶が幼虫か蠕になり、成虫に生まれる変化を見れば、人間の復活の過程も理解できないことではないでしょう。復活した体は、霊体と言って永遠に生きるもので、霊魂の意のままに従い、いまのように食べたり、飲んだり、眠ったりする体ではありません。