Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル15号感想

2007年07月20日 | マンガ
「弁護士のくず」リア王をベースに、遺産相続でもめる3姉妹のお話でした。家来忠臣さんが生涯社長のイエスマンとしてまっとうしますと言い切るところがアッパレでした。長女はくずのはったりで自滅、次女も遺言書は持ってない様子なので、あんがいいい人だったりするかもしれません。三女の新しい男もずいぶんと怪しいんで、次回はおおいに引っ掻き回してくれるでありましょう。きっとこんな行動にでるのは何か理由があるんでしょう。たとえば母が社長のめかけで、おさないときに捨てられた恨みがあるとか、父親がのっとられてつぶれた会社社長で自殺したとか・・・ありきたりですかね。

「あんどーなつ」工場見学に行ったら季節外れで操業していないと言うお粗末振り。ビデオ見学でした。ははは。
桜島フェリーが24時間営業で15分間隔であると聞いて、ご隠居は「それは素晴らしい。東京の電車や地下鉄にも見習って欲しいもんだね」とおっしゃいます。桜島フェリーだって夜中は1時間に一本ですし、山手線は1時の終電の次は4時の始発なんだし、たいした差はないですよね。そもそもあなたはそんな夜中に電車に乗るのかと。このご隠居さん、当初は「工場長さん」と言っていたのが最後には「工場長、タクシーを呼んでくれたまえ」とえらそうになってます。不審に思われませんか。しまいには葛粉の見学に来たのに、さっさと切り上げてお茶の見学に行く始末。
モデルと思われる廣八堂のHPです。これを見ると「古処」というブランドの葛粉は古式製法を守って作っている最高級品で、最新設備で機械で作ってるほうは普通の「本葛」ではないかと思われます。
そんないいかげんさも原作の西先生ならでは。

「電脳炎」ほんとに最終回ですか、残念だなあ。

「岳」きょうもきょうとて死体が一つ。

「フジヤマ」一見さえない小柄なオッサンが実はフランス外人部隊のエリートだった!なにやら「マスターキートン」を思わせるサラリーマンのスーパーな活躍が拝めそうです。なんどみてもこういうのはわくわくしますねえ。

「蔵人」蔵の様子はそっくりですが、あくまでそっくりさんでした。でも、蔵元のお母さんはクロードに「あなたにお酒を作って欲しい」と言うのです。蔵の装置をそっくり使ってよいそうです。できるのか?夢を語っているうちは良かったが、実際夢が叶いそうになるとその重荷でくじけそうになります。面白くなってきました。

「単行本PRまんが『ブラッドとグレッグ』」今回一番面白かったのがこれ。風の大地の宣伝らしいけれど、対象読者置いてけぼりのハイパーな会話がぶっとんでます。いったい誰が書いてるんだ。


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