Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

代官山・加賀田京子シェフとろけるかぼちゃプリン

2005年09月30日 | おやつ
今日のオヤツ、メイトーの「代官山・加賀田京子シェフとろけるかぼちゃプリン」です。
プリンと言うより、もはやクリームかムースです。。
プルルンしないでとろとろです。
姉妹品にマロンプリンもありますがやっぱりこんな感じ。

ジャンプ・ザ・レボリューション

2005年09月29日 | マンガ
今日本屋に並んでいたので購入。
その名も「ジャンプ・ザ・レボリューション」、執筆陣は和月伸宏・かずはじめ・藤崎竜・河下水希と、週刊でおなじみの面々が名を連ねています。(なぜか打ち切り作家が3名揃い踏み。吹き溜まりとは失礼な)厚みがすごいのなんのって、横にしてそのまま立つじゃありませんか。

和月先生の「エンバーミング」はフランケンシュタインというか死体愛好者。足を切った少女が出てくるあたり非常に趣味に走っていて、こりゃずいぶん好き勝手に描いたもんだなあと。グロとアメコミ(スポーンとか)あと何かのフェチとかいろいろ足してできました~。

「天球儀」藤崎竜の絵は好きだなあ。うっかり死んじゃった少年が生き返る話。相変わらずボケたおしてるけど、笑えます。そしてなにげに宇宙の重層構造。

「いちご100%番外編」ものごっついいかり肩のキモノ姿があれですが、外村美鈴ちゃん京都の恋編でした。京都の大学に行って早々早速同棲、親御さんの心中お察し申し上げます。

「ラックスティーラー」ラックススーパーリッチ!じゃなくて。以前赤マルの読みきりだった作品が登場。運を盗むと言うデスノートばりの破天荒なファンタジーです。運を盗む理由がちと苦しいかな。

「エンジェルエージェント」行動原理がエロとスケベなのでわかりやすいっちゃわかりやすい。わたしには向いてないが、それなりの雑誌にいけばウケルと思います。
 
「マジシャンズジャッジメント」絵柄がちょっと古臭いが、ストーリーの構成は良く考えられていた作品。新人にしてはわりかし読めると思う。この感じでもっと描いていって魅力的な表情も描けるようにして欲しい。前作からだいぶ空いてるようですが、あまりアシスタント生活を長くやってると芽がでないうちに腐ることもあるので注意しましょう。

「ワールドフォーユー」ジャンプ本誌でも読んだことのある作品。都市伝説を料理して程よく怖くしたててあります。ネタに既視感があるのが難点ですが、手馴れた感じでソツなくできてます。

「銀河少年ユニ」壮大な序章、その意気やよし。SFものはね~。今流行じゃないからね~。70年代はスペオペも良く売れたんだけどね~。銀河最強伝説を語るあたり、今どきの子どもにはめんどくさいかも。絵は個性があって好感。(私は好きなんだけど)

「キャディガール」キャディガールの常識ハズレの行動に笑うどころかゲンナリです。読んでは見たがその時間がもったいなかったと後悔したくらいです。どうしてこんなのばっかり載せるんだ!資源の無駄遣いじゃないのか!

「大正裏孔雀」独特の雰囲気のある絵で魅力のあるコマもいくつかあります。ただしやや平板なのが残念と言えば残念。主人公はいいキャラクター。

「砂のシグマ」デビュー作の前作とくらべて雰囲気がぐっと明るくなりました。絵はもっとうまかったような気がするけど、動きのある絵はこの程度だったかね?まだ発展の余地アリ。廃墟の町とはいえ、あまりに無味乾燥。町に暮らしている生活感を出すシーンをもっとだしておくと、町に水が戻ったときのラストが喜びが増します。噴水を模した都市という発想は結構いいと思うけどこれをもう少し活かして設計者のうんちくを語らせるとか(起源がアレキサンドリアで、噴水にはサイホン式と動力式があるのだよとかサ)、ラストで華麗な噴水のショーが見れるとか、一工夫欲しかったですねえ。
http://giweb.kubota.co.jp/back_number/vol_2/vol2_8.html

秘境フードファイター

2005年09月27日 | 大食い早食い
きのうのTV「世界まる見え!」で「フードファイター」というタイトルに跳ね起きました。こういうのに反応する自分が悲しい。

さて、「フードファイター」ならわが日本のチャンピオン小林君というわけで、今年のホットドッグ大会のシーンが放送されました。それだけでもまあうれしいや。

しかし本題は韓国の女優ザン・セレさんでした。脅威のフードファイターとしてアマゾンの奥地に入り込み、「秘境フルコース」をいただきます。葉っぱを足で踏んで作ったどぶろく、シロアリの巣(土ごと)、はては特大の生芋虫までをかっくらうというもの。これは以前にどこかでみたことがあるような気がします。有名なのか?
(後記:このネタは8月にも同じ番組内で放送していました。どおりで見たことがあるわけだ)

少年ジャンプ43号&バルバラ異界4巻

2005年09月26日 | マンガ
少年ジャンプ43号、表紙はワンピース。

「アイシールド21」今回は特にアップの絵が多くて、表情にこめられたモノが伝わってきます。作画の力量が素晴らしいです。まもり姉ちゃん鈍すぎるよ、という突っ込みもいれつつ、セナの本人宣言を待っておりました。そして本当のアイシールド21と対決、いや~燃えるなあ。

「ハンター×ハンター」が休載で、「たいして良い思い出もできそうにない学生生活」がかわりに載ってます。「テスト」は4P連作なのにコマ割リも構図も同じなのでひねりが足りず、いまいちかなあ。プルプルが徐々にエスカレートするとか、裏の席の生徒が芸をするとか、なにか一工夫が欲しいところ。校長ネタは地味すぎて笑えませんでした。全体的にサービス精神が不足。

「太臓もて王サーガ」対照的にサービス精神にあふれた作品。ただしやけになっていると取られかねないほどのジョジョネタだしまくり大開放です。ジョジョを知らない人でも面白いですか、これ?
 
「ネウロ」笹塚刑事の過去にはやはりXが絡んでいたもよう。何でこの女性は助手をやってるんでしょうね?最大の悪は可愛い顔してひどいことをするやつなのでした。
さて、当初の容疑者は4人。しかし4人出す必要があったのか?といぶかしむ向きもありましょうが、ほかの容疑者の女性たちはおどろくほどブッちゃけていて、もうあいた口がふさがりません。おすわりしているヒステリアが気の毒になるくらいです。こんな話をよく作るなあと思いました。

「切法師」次号クライマックスということで、もう打ち切りですね。最後のハヌマン戦になってようやく面白くなってきましたが。いかんせん遅すぎる。作中では旅立ってからまだ一月というゆったりしたときの流れでは、読者の心をつかむにいたらなかったか。早いうちに編集が介入して3話目で仲間を作るとかしたらよかったのにねえ。ハヌマンの造形は大猿でないもっとかっこいいものにしたらどうでしょうか。もうおそいか。

「カイン」そんなに悪くはなかったと思うが最終回。すごい危機なのに緊迫感が感じられず盛り上がらないのはなぜ。やはり登場人物の人間関係をもっと描く必要があったのではありませんか。そして自爆とは、いやはや悲しいラストでありました。メガンテは最強です。


「バルバラ異界4巻」これで完結。しかし内容は密度が高くて目が回りそうです。エズラは死に、十条夫人はマリエンバートになりまた戻り、キリヤはタカになり、火星の未来は2度の失敗を経てバルバラを完成する。これらのモチーフを全てはめ込み綾なすタペストリーは複雑にして精緻な物語でした。エズラの村のエピソードを最後に出すことによって読者にこの物語の続きを予想像させ、余韻を残すつくりになっています。こういうところはすでに職人技ですな。