週刊ジャンプと間違えてではなくて、おまけ漫画のために買ってきました、赤マルジャンプ。本屋にはもう並んでおります。買うつもりの方はお早めに。
袋とじ番外編は期待にたがわず面白くてよかったです。
「ボーボボ」田楽マンも腐るのね。
「リボーン」はもう出てこないかと思われていたロンシャンの日常も。相変わらず女の趣味が幅広い。こいつがハーフリングの持ち主と言うことは「全く」なさそうです。日本の洗濯に洗濯板・・・使い方は別に間違ってない気が致しますが?
「ネウロ」極美少女あかねちゃんの日常(キューティクルブログ)。吾代くんの「3秒ルール3秒ルール」と唱えながらおにぎりの残骸を拾う姿に涙が出ました。カマドウマの恩返しも浅田忠信くんの激写ぶりも面白かったですよ。
「みえるひと」地味にうたかた荘の日常。金がないのは入居者がいないからでしょうね、家賃払ってるのってヒメノちゃんだけじゃないの。あとは死んでるし。
「メゾンドペンギン」キャラクターを7人見つけよう!って、まだ4人しか見つかってません。悔しいです。大石のくせに。
「トルネードジャンクション」なかなか面白かったです。本誌のほうは打ち切りでしたが、まだまだいけると思うんですけどね。読みにくいコマわりとか、アップが少なくてせせこましい感じがするとか、動きがわかりにくいとか、敵役の造形があんまりにもアレな点とかはちょっと減点か。(いや、そんなにけなしてるわけじゃありませんから。)ヒロインがメガネ女子、ここはよし。しかしレースクイーンの衣装でも色気がない。ポーズなんかでもそうですが、もっと女の子らしい言動が出来ると女の子に見えます。でもお色気で勝負するタイプの作家でもないしまあいいか。また連載に備えてください。
「アキンド」口がみんながみんな化け猫みたいで気持ち悪いんですが。ハーレムパンツとターバンでアラブの行商人チックな主人公です。薬草を売るのか発明品を売るのかどっちかに絞ったほうが話がわかりやすいんじゃないでしょうか。
「ぬらりひょんの孫」絵もきれいだし、お話も面白くて今回イチオシです。本誌の読みきりのレベルでも高い評価をつけられます。メガネ男子のリクオが、夜になって豹変したあともかっこよくていいですネエ。「
ぬらりひょん」は「ゲゲゲの鬼太郎」では妖怪の総大将の役どころだそうですよ。人のうちに上がりこんでお茶を飲んだりと、たいした悪さもしてないのに。(ネット検索したら作者はビジネスジャンプに読みきりを発表した経歴もあり。なるほどの実力でした。)
「チルドレン オブ シンフォニー」本誌をはなばなしく打ち切りになった加地君也先生の作品。前作がトホホなだけに不安だったのですが、冒頭のしょうもない歌とか究極音感とか忘れると、意外とまともです。(そこは忘れちゃイカンのでは)付け加えるならば作者はロック六甲おろし「Rock黄Wind(ろっこうウインド)」を沢田研二が歌っているのをご存じないのでしょうか。ロック調にしたから虎ファンが怒るわけはないのであります。
「メロウライフアゲインプリーズ」絵はどこかで見たような(世紀末リーダー伝たけし)、キャラクターもお話の始まりもどこかで見たような(いうまでもなくネウロだよ)。あかぬけないコマわり、セリフで説明するだけの進行、特筆すべきこともなし。
「超アストロ小咄」前作もそうでしたが、タイトルと内容の関係があまりあってないような。絵柄はちょっとくどいですが、お話は変態捕物と謎の宇宙人との二重構造でよく作ってあります。お姉ちゃんと弟の関係や性格まできちんと造り込んでいるので「大宇宙ロマン太郎」のありえなさも許せる気がします。勝ったら全ての望みをかなえてくれると言ったのに、「おなか直してくれ」ではもったいない。童話の「三つの願い」でも、三番目は「鼻からソーセージを取ってくれ」でしたからね。人間らしくて良いですかね。なかなか楽しめました。
「リライト」パシリゆえ逃げ足が速くなったというアイシールドのバスケ版のようなマンガ。ヒル魔役はひよりちゃんかネ。名取くんはバスケのルールも知らないので活躍もしなかったのでした。ちゃんちゃん。
「キバセン」絵柄は今風だし、主人公も可愛い。妙な語尾の悪役やら曰くつきのマフラー少女はややありきたりで食傷気味ですが、読みやすくて元気な感じが好感。手塚賞準入選からはや5年、今までなにをして居ったのでありましょう。
「抗菌ストレンジ」
ウィルスと細菌は違うものですが、グール菌はウィルスであると言う。菌を分解消化するウィルス・・・イメージがわきませんなあ。で、これは悲しい改造人間のお話でした。人類を救うためとはいえ、あんなにいい人だったのに、今じゃポテトうめえよとしか言わないしで、まるで退行してバカになっちゃってます。かわいそうだわあ。少し記憶戻ったけどこれで終わりですか。あまり殴るともっとバカになりますよ。
「弾丸天国」アメリカ映画にこんな刑事よくでてきますよね。はいはい。とくにストーリーらしいものはないので、どう申しましょうか。30分のテレビドラマのようでした。
「ロレンツォのバイオリン」絵は丁寧できれいでした。しかしエナとロレンツォすら区別がつきません。ストーリーは超強引。
「レオの宝箱」絵はまだまだ。習作レベル。アカズがありえないくらいハガレンそっくり。