こんばんわ。
本日〜明日は当店のお客様のBMW118iの再施工です。
普通に再施工ならば何の問題もありません。
非常にありがたい仕事でございます。
ただ、保険絡みとなると話は別です。
思い切りオカマを掘られたようで、RバンパーとRゲート交換。
修理完成まで2ヶ月?!(◎_◎;)
乗員も2名病院通いとの事で、お客様は怒り心頭。
毎度の事ながら損保会社とのやり取りはスムーズに行かない訳で、非常に不愉快な思いをします。
損保会社にしてみれば少しでも支出を抑えたい。
彼らの一番のお客様はDラーです。
Dラーからの請求には何も言わずに直ぐに協定となり、支払いが行われます。
しかし、その相手が下請けの個人商店になると、例え10-0で過失の無い事故であっても徹底的にシビアな対応になります。
お客様に言われた事をベースに施工箇所や金額の見積もりを出した。
当然、高くしたところで値切られるので、本当に普段の金額で見積もり。
ところが、そこはやってないからダメ、これは保険では対応出来ないからダメ。
と、お客様との話との食い違いがある。
そもそも何故入庫してから協定しようとするのか?全く意味が分からない。
ウチが預かるのは修理完了の車両だ。
修理箇所も内容も私より損保会社の方が分かっているのだから、
入庫前に協定を済ませるべきでは無いのか?
少なくとも、お客様との間にしっかりした話し合いがなされていて然るべき。
結局、一番強く出られるであろう下請けの個人商店を叩くためなんだと思うと腹が立ち、
今後保険絡みの仕事はDラー仕事以外は断わろうか?と考えてしまう。
困っているお客様のために!と受けても、自分が不利益を被るなら仕事と言えない。
そして、この手の話は一度や二度ではない。
日本の損保会社は全て。毎回なのだ。
共済や海外の損保会社の方が我々にも親切。
作業中にこんなやり取りで中断するのも非常に不愉快。
個人事業主だって車を扱う以上、損保のお世話になっている。
つまり我々も明日の顧客である事を忘れないでいただきたい。
保険に絡めて全体への施工。
差額はお客様の実費負担。
お客様と損保会社は揉めている。
協定されなければ請求額も決まらない。
多分入金は当分先の話だろう。
本当に頭が痛い。
出来る事は・・
何の罪もない118iを美しく仕上げる事!
本日は磨きまで終了。
水平面は三工程。側面二工程。塗ったリヤ周りだけワンポリッシュで仕上げました。
本日は脱脂して、ホイールコーティングまで。
明日はS7でボディコーティング。
内装を仕上げて、艶出しと窓拭きで完成予定。
終わり次第、入れ替えさせていただき、N店さんに引き取り予定です。
車はW222新車のオブシディアン。
気合の翌日早朝より夕方納車の一日仕上げです!