2007年7月より書き始めた「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと」は、
2013年4月、87編(エピソード)を持って完結しました。
2005年7月にチェルト君を亡くして、書き手の僕はペットロスと、持病の心臓の悪化から、うつ症状になりました。ドクターから抗うつ薬を投与され、2年後、なんとかチェルト君への依存症を断ち切らなくてはと思い、このエッセイを書き始めました。
最初にリストアップしたエピソードの項目は、約100ほどありましたが、記憶に基づいて、チェルト君の気持ちを書いていくうちに、整理され、結局87話で完結しました。
書いていくうちに、僕自身もチェルト君との素晴らしい生活を追体験し、うつから脱し、元気になりました。うつからの脱出をチェルト君が天国から助けてくれたのだと思います。
文章だけの、このエッセイをここまで読んでいただけるとは思っていなかったのですが、おかげさまで、これまで延べ6000人以上の方が、このエッセイを読んでくださいました。それは、僕にとっての大きな後押しだったと感謝です。
これらのエッセイをここで終りにしないで、再編集し直し、可能な限りチェルト君の、もしくは生活の場の写真を配し電子ブックにアップしました。
キャッチコピー:
「30年間、3頭のM.シュナウザーと共に暮らしてきました。その中でも、一人息子として育ったチェルト君との生活は濃密なものでした。人間の頭脳を持つと言われるM.シュナウザーのチェルト君の目線でみると、彼は何を考え、何を感じながら、飼い主である人間と暮らしているのかを描き出します」
「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その1」:大人になるまで
「M.シュナウザー チェルト君のひとりごと その2」:天国に行くまで
2冊合わせて、B5版の本にして、約250頁です。もちろん無料です。
シュナウ好きの方に読んでいただき、シュナウが何を考え、感じながら、人間と暮らしているのかのヒントになればと思います。
今後とも、楽しいシュナウザーとの生活をお楽しみください。
本当にありがとうございました。