いつもの老舗カメラ店のジャンクコーナーで
このカメラケースを見つけた。。
880円、、
ケース代の金額だろうと思いながら
取り上げると、ずっしりと重い、、
ケースを開けると、
懐かしい顔が見えた。。
子供のころ
カメラと言えば… このカメラだった。。
カメラが超高級品で、、
平均月収2万円のあの時代、、
この初代Canonetが日本のカメラ界に
激震を与えた、、、
日本には‥ 「四畳半カメラ」と言われた
独創的な小さなカメラメーカーが星の数ほど存在していた。。
でも… この、Canonetの登場で、
小さな星々が…
消え去った、、
#キャノン カメラ ミュージアムから。。
発売年月
1961年(昭和36年)1月
発売時価格
18,800円、1,700円(速写ケース)、450円(フード)、
1,050円(フラッシュユニットJ-2)、80円(逆光時撮影用EEカバー)
創業以来、高級35mmカメラを手掛けて来たキヤノンが、レンズシャッター式の中級35mmカメラの分野に参入した最初の機種。開発当初の試作機は、オーソドックスな形の35mmレンズシャッターカメラであった。
別に試作開発が進んでいたEE機構の完成を待って、シャッターを押せば綺麗な写真が写せる、完全自動露出のシャッタースピード優先式EEへと方向を転換した。
高級カメラメーカーが手掛ける中級35mmカメラとの期待と、明るいf/1.9レンズ付きで2万円を割るとの予告情報から、カメラ業界は一斉に反発したが1961年1月無事に発売され、1週間分の台数が僅か2時間で完売という快記録を残し、キヤノネットブームが沸き起こった。2年半後実販累計100万台を記した。
さて、
整備も終わった‥
なぜか‥
フィルムを入れられない‥
何故だろう、、?
ただ、空シャッターの音だけが、
続いている。。