Chaprinの部屋。。

当たり前の生活の中に… ふと気づくと、素晴らしい瞬間と出会えます。それを繋いでいければ幸せです。

激震を与えたCanonet。。

2023年03月16日 | 日記

いつもの老舗カメラ店のジャンクコーナーで

このカメラケースを見つけた。。

880円、、

 

ケース代の金額だろうと思いながら

取り上げると、ずっしりと重い、、

 

ケースを開けると、

懐かしい顔が見えた。。

 

 

子供のころ

カメラと言えば… このカメラだった。。

 

 

カメラが超高級品で、、

平均月収2万円のあの時代、、

 

 

この初代Canonetが日本のカメラ界に

激震を与えた、、、

 

日本には‥ 「四畳半カメラ」と言われた

独創的な小さなカメラメーカーが星の数ほど存在していた。。

 

でも… この、Canonetの登場で、

小さな星々が… 

消え去った、、

 

 

#キャノン カメラ ミュージアムから。。

 

発売年月 

1961年(昭和36年)1月

 

発売時価格 

18,800円、1,700円(速写ケース)、450円(フード)、

1,050円(フラッシュユニットJ-2)、80円(逆光時撮影用EEカバー)

 

創業以来、高級35mmカメラを手掛けて来たキヤノンが、レンズシャッター式の中級35mmカメラの分野に参入した最初の機種。開発当初の試作機は、オーソドックスな形の35mmレンズシャッターカメラであった。
別に試作開発が進んでいたEE機構の完成を待って、シャッターを押せば綺麗な写真が写せる、完全自動露出のシャッタースピード優先式EEへと方向を転換した。
高級カメラメーカーが手掛ける中級35mmカメラとの期待と、明るいf/1.9レンズ付きで2万円を割るとの予告情報から、カメラ業界は一斉に反発したが1961年1月無事に発売され、1週間分の台数が僅か2時間で完売という快記録を残し、キヤノネットブームが沸き起こった。2年半後実販累計100万台を記した。

 

 

 

さて、

 

 

整備も終わった‥

 

なぜか‥

フィルムを入れられない‥

何故だろう、、?

 

ただ、空シャッターの音だけが、

続いている。。