一気にサイト更新しましたので、
それのお知らせです。
※コエ蔵→unkieesd SEVEN です。在る屋敷の主人コエンマと、それに仕える蔵馬の話。
切ないです、鬼畜もの。注意です・R18。
特に解説はしないように肢体ですが、タイトルについてだけ…。
SEVENと言うのは、この 水樹奈々ちゃんのタイトルからです。
こんな感じの気持ちでいるのに unkissed(造語です) 触れられないみたいな感じで…。
このSEVENと言う曲、大好きで…ずっと聴いています。私こういう切ない曲大好きなので。
※飛蔵→恋はきらめき、繋がるは 恋慕
です。これはちょっと激し目R18。冬の雪の中でお互いを恋すると言うか思い描いて恋い焦がれる飛蔵。
でもR18は激し目です。
ベタ甘ではないんですがラストは甘い…つもり。
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Twitterで 飛蔵の日というのを見て
書き始めた話です。
飛蔵が溢れていて、Twitterの世界って優しいなと思いました。
と言うのもあるのですが、いつもとちょっと違うテイストの飛蔵にも
挑戦してみようと思ったので、挑戦の飛蔵でした。
たまにはこういう感じの話も良いよねと思っています。
雪と飛蔵ってやっぱりあうよねと言う意味も込めて…。
雪が降れば寒いし、そう言うとき、誰かに温めて貰いたいなと思って浮かべるのは
お互いであってほしいなと…。…飛影だって、パトロールつまらないだろうし…。
魔界って政府がアルト言うことは国家の機能は残っているのか、とか不思議に思ったことがあります。
躯のところは凄く組織の形になってそうですが…。
飛影のスケジュールって躯が決めているのか、ちょっと不思議だったので…。
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それから、唐突に降ってきた妄想なのですが
屋敷の主人蔵馬に仕える世話係飛影の話。
こういう感じの話をちょっとだけ考えるのが好きで、お付き合いください。
パラレルだし、浮かんだまま書いたので、細かい設定とかは特に考えていないんですが。
飛蔵パラレル。
ある屋敷の主蔵馬に仕える
飛影の話。
-/知らぬるを手繰りて(タイトル)
朝の光がレースのカーテンから、その頬をつ照らしていた。柔らかくカーテンが頬に触れた。
小さな鳥のさえずりが、森から聞こえていた。
「蔵馬」
カツ、と音がして、黒髪が横に波を打った。
「ん…」
もう陽は高く昇っていた。
ベッドに沈み込んでいる主人の
体に手をかけて、黒い袖が声をかけた。
「蔵馬」
どうした、と続けた。普段ならもう飛影の声に起き上がっているはずで。一瞬躊躇って、飛影は額に
手を当てた。なにかを感じたのだ。
「う、ん…飛影…?」
気だるげに瞳が開いた。ハッと、飛影は手を引いた。熱い、いつから。昨日眠るときには気づかなかった。
「起きるな」
肩をベッドに押し戻し、飛影はチェストを引いた。
「なにか要るか」
「ううん」
そうか、とだけ飛影は言った。
待っていろとだけ言って、飛影は姿を消した。主人のからだを守るのは、飛影の役目だ。
「ちゃんと食べろ」
暖かいジャムが塗られたパンを、ちぎって飛影はチェストに皿を置いた。紅茶の香りが蔵馬を包んでいく。
「ありがとう…美味しい」
これ、好きなんだと、蔵馬は小さく笑った。
「甘いものが食べたいと言ったから」
「うん、このパン……小さな頃から、好き」
お前が好きなものは全部覚えていると、言いかけて飛影は口を噤んだ。
「ついてる」
「あっ……」
唇の周りの、赤いジャムを、飛影の指が触れた。いちごの香りがした。それをなぞった瞬間、触れた熱さ。
蔵馬の舌だった。
「あ、ごめ…ん」
自分でジャムを取ろうとした蔵馬の、生暖かい舌先が、逃げるように消えた。
「拭いてやる」
ポケットのガーゼで、蔵馬の頬に触れると、擽ったそうに蔵馬は身をよじった。
ありがとうと言って、蔵馬はもう一度眠りに落ちていった。
閉じた扉を背にして、ため息をついたのは飛影だった。
頭を抱えるように、嫌悪に似た表情で…。
どうかしている、なにを、俺はと。
蔵馬の頬に触れた瞬間、そこについた赤いジャムが、触れた舌が離れない。
ありがとうと言われたのは初めてではないのに、全てが離れない。
ジャムに染まった唇。
なんのために蔵馬のそばにいる。
余計なことに惑わされいる自分など、想像したこともなかったのに。
「蔵馬…」
その言葉は、柱に消えた。
と言うロマンス小説みたいなネタをね考えてみました。
ジャムを取ってあげる場面が書きたかっただけなのですが、それには理由がいるし
理由を考えるのも好きで、蔵馬のことを余り入り込まず、それでも護っていたりする
飛影が好きなんです。余りくどくどと話す飛影より、しつこくないのに蔵馬のことを
見つめている感じがある飛影。
ちょっとだけ上から目線の飛影が好きなので。
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最近WEB拍手をいただくことも増えて、ありがとうございます。
もうすぐサイト移転ですが
このままそっくり同じ形で移転するので、よろしくお願いします。
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