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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

雪恋 飛蔵の雪の日

2018年01月25日 23時50分48秒 | 蔵馬受けblog内小説
22日から雪が降ってきたので、
乾燥が激しくて、
喉に、針が刺したみたいな痛みが走ってステロイドに頼っていました。


奈々ちゃんライブがうまく晴れたのは、
やっぱり奈々ちゃんは
「晴れさせる」
ひとなのかな、とか
勝手に考えました。


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で、
22日、帰りに、雪の中馬鹿なことをしてしまいました。

雪に、hkと書いてみるという…。


そこで、
雪に相合傘を描いていたら、
「何している」って、飛影が突然現れてびっくりする
飛蔵を想像しました。

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深々と降る雪は、白い肌をさすようだった。

「はあ…」
息を吐けば白く消えた。
肌が震えてるのがわかっていても、
いつもの速さで歩けず幾らも進めない。


夜の八時も過ぎ、空気は冷たさを越して氷になったような気さえした。

(会いたいな…)
自宅と会社を往復していると、無性に、何かたりない生活だった。

凍るような空気の中、
積もる雪は、
エントランスを埋めていた。


魔界はどうなっているかな…。


つ、と指を動かしてみる。
相合傘…。

細い線が、
盛り上がった雪の上に形を創る。
そのとき…


「冷えるぞ」

背中から降ってきた声に、びくんと、肩が跳ねた。
この声!

「えっ…」
呆けた瞳をした蔵馬に、飛影は黙っていた。
視線が、ゆっくり絡み、雪は蔵馬のコートを覆った。

「風邪をひく」
眉を寄せた飛影の機嫌が悪いのは、明らかで。
ぐいと、飛影は
蔵馬の手を掴んだ。

「来い、気をつけろ」


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