『親はいつまでも生きているわけではない』
頭ではわかっていても感情がついていきません。
掃除をしていても料理をしていても…涙が出てきます。
『特発性間質性肺炎（肺繊維症)』
これが今回父につけられた病名です。
すでに肺の半分近くが繊維化していて十分に機能していません。
難病のため治療法もなく、酸素ボンベで酸素を補給するのみ。
症状が進行しているためステロイド等の薬も全く効果を発揮しません。
一般的な病気に関してはある程度の知識を持っている私ですが、この病気に関しては全くの無知でした。
こんな病気があること自体知りませんでした。
皆さんの周りの方で一人でも多くの命が救われるように…と思い今回病名を公表します。
少しでも疑いのある方がいたら、すぐに病院に行くことを勧めてください。
初期であれば助かるかもしれません。少しでも生きている時間を長くすることができるかもしれません。
30年近く色々な病気と闘ってきた父。
人生の半分近くが病気との闘いでした。
そんな父に最後の最後でこんな病気が出てくるとは。。。
５年生存率33％…
これからは実家に帰る時にはビデオカメラを持参しようと思います。
…生きている父の姿を映像に残す時間を与えてくれたことに感謝します。
