リペア開始!
まず最初はしっかりとした現状把握からですね!
打痕は割と少なめですが、トップの下側にやや大きめなやつが一か所・・・これは修正できないなぁ~
ピックガードは強烈にストロークやってたのが一目瞭然・・・こいつの販売当時の音楽の流れだとそうなるわな(^◇^)
ネックは塗装痩せが一か所!
本格的に修正するなら塗装を一旦剥がして全塗だけど、今回は磨いてワクシングで済ます予定です。
ネック折れの他はこれと言って致命的な個所は無い模様(経年の諸所諸々はあるけどねw
ちょっと心配していたブリッジピンもすんなり抜けてくれました♪
次はペグのねじを外してしまいます。
ペグ自体のコンディションは悪くなかったけどねじは結構ラスティでした!
弦を切ってペグ外して現状確認!
このままでは接着出来ないので手でヘッドを傾けて折れた個所を広げてみましたが、ちょっと無理そうでした。
そこでくさびを2本作って割れた個所にじんわりと挿入、順々に奥に入れて割れた場所を広げました。
タイトボンドを奥の方まで押し込んでからハンドパワーで仮圧着し、余分なボンドを拭きとりました。
その後クランプをこれでもかとかけて徐々に締め込み、このまま24時間放置で完全硬化させる予定です。
何度もネック折れギターを修復していると現状把握と対策がすぐに思い浮かんでくるようになりますね♪
・・・と言っても修復しているのは連続3回だけだけどねw