8/19 食べるということ。

　あと3日でしばらく栄養士を休業します。今は残務処理に追われる日々です。

　先日、看護師との（おそらく）最後のバトル。「私達は責任もって仕事してるのよ！」の言葉にかなりカチン。責任のない仕事なんて、この世にはありません。

　私達臨床の栄養士は、ただ献立を立てて、作って、患者さんに提供するだけの仕事ではありません。それを患者さんがどのように食し、どのように消化して、疾病にどのように作用するかを見る、それが仕事です。つまり、ヒューマン・ニュートリッションです。

　それを、ただ、食事を出している、とだけしか思っていないような、こういう病院での私達の仕事は、・・・かなり非力です。その認識はこの先も変わるとは思えません。

　でも、食事を通しての患者さんとの対話は、そんなおバカさんたちとのバトルでのイライラも吹き飛ぶくらいに、私に妙な自身とパワーを与えてくれたのでした。

　だって、室長も言ってたじゃない。

　「患者さんがハッピーなら、それでオッケー」

　私はいつだって、そう信じて働いてきました。

　この先、縁あって戻るような時が来ても、きっとその思いは変わらないと思います