■2005/09/11 (日) Bergen４日目。

滞在も残すところあと２日。
明日は朝には出発しないといけないので、実質今日が最後のノルウェー滞在となります。

　で、午後から約束があるので、午前中はゆっくり準備して朝ごはんへ。

　４日滞在したこのホテルは、他のところに比べて断然リーズナブルなので、アメニティーとかファシリティーとかその辺のものは、仕方ないところがいっぱい。だけれど、かえってその方が（日用品とか買いに行ったし）この国に滞在しているという実感を与えてくれるみたい。で、朝食はおかずこそ他のところに比べてシンプルなのだけれど、何故か断然パンが美味しかった。残念ながら、ノルウェーに滞在していて、食べ物を美味しい！（コーヒーは別）と思った場面ってほとんどないのだけれど、ここのホテルのパンは、ほんとにびっくりするくらい美味しかった。ライ麦のパン、けしの実のパン、プレーンのパン、どれもあたり。焼きたてで外側はぱりっとしてて、中はほんとにふんわりしてて、うまく説明できないけど、パン自体の味が深い。イーストとかの嫌味な味や匂いもないし。買って帰ろうと思ったほど！

　お昼前になって、オーゲさんが迎えに来てくれる。今日のスケジュールは、午後に昨夜のLANDMARKでTelleとFredrik(DATAROCK)とJanくんに会うことになってて、夜はフランスから来日している有名なパイプオルガニストのコンサートを教会まで聴きにいく。そして、その後、ベルゲン在住の日本人の皆様（の一部）とお会いすることになっているのだそう。

　というのも、今日の予定は何も考えていなかったため、オーゲさんたちがスケジュールを立ててくれた。思えば、ノルウェー滞在中に完全一人で行動したのは、Oslo２日目くらいで、あとは、とりわけベルゲン滞在中はほとんどといっていいくらい、現地の人たちによくしてもらっていて、一人でいる時間は寝る前の数時間とか起きぬけの時くらい。そんなみんなのあたたかさに触れることができたのは、単にノルウェーの人たちが親日家だからということだけではなくて、（特にベルゲンにおいては）“音楽が好き！”それだけで何か共鳴する、引き合わせてくれる力が働いているのかなぁ。などと調子のいいことを考えてしまっています。

　というわけで、出かけます。外は雨降りです。