私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
The Five Corners Quintet @ Motion Blue & Blue Note
人工的で美しい街並みの横浜、みなとみらい。Jukka達は、ヘルシンキのその景観と横浜の街並みを比べて、どう感じたのだろうか。
本当はBlue Noteだけしか(予算の都合上)行くつもりではなかったのですが、せっかく来日しているのに行かないなんて・・・! という想いが抑えられず、Motion Blueに毎日キャンセル待ちチェックを入れてチケットをゲット。お給料日まであと6日。頑張れ。
というわけで、初日のMotion Blue。FCQでは初来日なのですが、今回のメンバーは流動的なFCQメンバーの中でも純粋なクインテットでの来日でした。で、昨年のJukkaのクインテットメンバーとほとんど変わらず。けれど、プロデューサーのトーマス・カリオもきちっと袖についていて、メンバーもスーツ姿でコンセプト通りのショーを演じるという意気込みが十分伝わってきました。初日の1stステージということもあってか、まだ波に乗れてないというか、フロアがついてきてないというか、今ひとつという感想でショーは終わってしまいました。時間的にもショータイムという設定に私自身が慣れてなかったというところもあります。でも、一番はやはり席の問題か。案内された場所はステージ上手、真横からステージを見るという場所で、楽しみにしていたテッポ・マキネンは後姿しか見えない角度になってしまう。(その分、彼がいかに手数の多い柔軟なドラマーだということもわかったのですが。)Jukkaのプレイも今ひとつ。調子が乗れないのか、音が外れたりかすれたりしていました。ソロが終わりステージ後ろに下がった時に、一生懸命指を動かしてたけれど。
本日はBlue Note。今日も1stステージをとっていたのですが、昨日とはうってかわってとても楽しかった!箱の大きさと雰囲気のよさもさることながら、やはり2日目で慣れたのか、プレイ自体もとてもHOTでした。セットリストは昨日と同じ。けれど、盛り上がり方もそれぞれのソロの勢いも全然違いました。どうにもこうにも私はテッポ・マキネンのドラミングについつい引き込まれてしまうのですが、それぞれのパートが見所・聴かせどころ満載で、やはりアンチやトーマス・カリオが描いたコンセプトを完璧に演じ切り、更にその上で自分達の最高のプレイを見せるクインテットなんだと思いました。
私には、彼らを某音楽誌が取り上げたような、クラブ・ジャズシーンのフィルターを通して見ることは出来なかったけれど、恐らく演じる彼らだって、そんな小難しいことなど考えることなくプレイすることそのものを楽しんだに違いないと思うのです。例えば、テッポ・マキネンのあの目の輝きを見れば、それは一目瞭然なのだから。
ちょっと勢いづいて支離滅裂になってしまいましたが、きちんとしたレポは別の形で後日報告できそうです。頑張れ、私。
最後に、レコード番長須永さん。突然話しかけ、ライヴの3曲目の曲名を教えろとわめいた私に、「俺にぱしりさせやがってー」と言いながらもセットリストまで借りてきて教えていただき、本当にありがとうございました。須永さんがライヴ前にかけたジョン・コルトレーンの「Naima」で、私のライヴへの期待とテンションは一気に高まりました。
Organbar、今年中に必ず行きますので!!
本当はBlue Noteだけしか(予算の都合上)行くつもりではなかったのですが、せっかく来日しているのに行かないなんて・・・! という想いが抑えられず、Motion Blueに毎日キャンセル待ちチェックを入れてチケットをゲット。お給料日まであと6日。頑張れ。
というわけで、初日のMotion Blue。FCQでは初来日なのですが、今回のメンバーは流動的なFCQメンバーの中でも純粋なクインテットでの来日でした。で、昨年のJukkaのクインテットメンバーとほとんど変わらず。けれど、プロデューサーのトーマス・カリオもきちっと袖についていて、メンバーもスーツ姿でコンセプト通りのショーを演じるという意気込みが十分伝わってきました。初日の1stステージということもあってか、まだ波に乗れてないというか、フロアがついてきてないというか、今ひとつという感想でショーは終わってしまいました。時間的にもショータイムという設定に私自身が慣れてなかったというところもあります。でも、一番はやはり席の問題か。案内された場所はステージ上手、真横からステージを見るという場所で、楽しみにしていたテッポ・マキネンは後姿しか見えない角度になってしまう。(その分、彼がいかに手数の多い柔軟なドラマーだということもわかったのですが。)Jukkaのプレイも今ひとつ。調子が乗れないのか、音が外れたりかすれたりしていました。ソロが終わりステージ後ろに下がった時に、一生懸命指を動かしてたけれど。
本日はBlue Note。今日も1stステージをとっていたのですが、昨日とはうってかわってとても楽しかった!箱の大きさと雰囲気のよさもさることながら、やはり2日目で慣れたのか、プレイ自体もとてもHOTでした。セットリストは昨日と同じ。けれど、盛り上がり方もそれぞれのソロの勢いも全然違いました。どうにもこうにも私はテッポ・マキネンのドラミングについつい引き込まれてしまうのですが、それぞれのパートが見所・聴かせどころ満載で、やはりアンチやトーマス・カリオが描いたコンセプトを完璧に演じ切り、更にその上で自分達の最高のプレイを見せるクインテットなんだと思いました。
私には、彼らを某音楽誌が取り上げたような、クラブ・ジャズシーンのフィルターを通して見ることは出来なかったけれど、恐らく演じる彼らだって、そんな小難しいことなど考えることなくプレイすることそのものを楽しんだに違いないと思うのです。例えば、テッポ・マキネンのあの目の輝きを見れば、それは一目瞭然なのだから。
ちょっと勢いづいて支離滅裂になってしまいましたが、きちんとしたレポは別の形で後日報告できそうです。頑張れ、私。
最後に、レコード番長須永さん。突然話しかけ、ライヴの3曲目の曲名を教えろとわめいた私に、「俺にぱしりさせやがってー」と言いながらもセットリストまで借りてきて教えていただき、本当にありがとうございました。須永さんがライヴ前にかけたジョン・コルトレーンの「Naima」で、私のライヴへの期待とテンションは一気に高まりました。
Organbar、今年中に必ず行きますので!!
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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やっぱり名曲ですよね。
オリジナルは、コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」というアルバムに入っています。
当時の妻に捧げられた曲とのこと。
ちなみに、カルロス・サンタナ&ジョン・マクラフリンも、この曲をカヴァーしています。
演ったのは、FCQではなくて須永辰雄さん
だったのですが。
昨年のJukkaのクインテットで
彼らが演奏していました。ティモ・ラッシーに
何回も繰り返し曲名を教えてもらったので、
どんなにアレンジを変えてもすぐにわかっちゃいました。『ジャイアント・ステップス』も
ライヴの帰りに購入して帰ったので(笑)。