■2005/09/09 (金) Bergen２日目。

　Jagaのライヴ前にオーゲさん家で夕食をご馳走になる事になった。それまで日中はBergen散策を実行。

・・・といっても、去年１週間ここに滞在し、街の中心部はほとんど歩き回ってしまっていたため、裏の通りを歩いてみることに。ホテルを出て後ろの階段を上り、教会、ベルゲン大学、考古学博物館（中に巨大なクジラの骨がぶら下がっていて、夜はそれを下からライトアップするため、外から見ると、窓から青白いクジラの骨がこっちを見てるみたいで、ロマンティックというか、単に不気味。）、美術館などを通り抜ける。この街には本当に博物館とか美術館とかいう建物が多い。やっぱり街自体が世界遺産のようなところだからだろうか。ライヴハウスやコンサートホールだって、中心部だけで２０ヶ所くらい点在しているし。何よりそういった文化的に貴重な建物と現在に必要なものがうまく共存している。首都のOsloとはまた違った魅力があると思うのだ。ごちゃごちゃしてないし、でも必要なものはそろっている。OsloとBergen、どっちで暮らしたい？と聞かれたら、迷わず私はBergenを選びます。ロイクソップと同じ考えね、これ。

　そうこうしているうちにあっという間に夕方になり、仕事が終わったオーゲさんと共にオーゲ邸へ。公務員になったと同時に引越したとの事で、ちょっと自慢げなオーゲさん。やはり衣食住の住に力が入ってます。（建築家だし。）白が基調のオーゲ邸でIKEAの家具やミラクルゾーンがある冷蔵庫、PHILIPSの家電の良さについて説明を受けながら、一緒にご飯を作る。本日のメニューはトマトソースのパスタにサラダ、赤スグリのジュースにデザートはアプリコットのコンポート、バニラソースがけ。そのうち私がお手伝いしたのはトマトの湯むきとサラダを和えたぐらい。その他全てオーゲさんがてきぱき作る中、私はリビングで何故か沢山ある明和電機のDVDを見たり、額縁に収められた「絶対合格」と書かれた書を眺め、この意味わかってんの？と考えたり、（他にも常用漢字一覧の巨大なポスターが貼られていたり。）悩みに悩んで購入したというソファーでゴロゴロしたり。和（ちょっと勘違いもあるけど）と北欧デザインがミックスされた不思議な部屋で食事をご馳走になり、お礼にと持ってきた柄つき和紙で鶴を折ってあげたら、えらく感動されたのでした。やっぱりね。

　でも、明和電機のDVD、何でここで見られたんだろう・・・？