■2005/09/08 (木) Bergen １日目

　オーゲさんが来るまで駅構内をぶらぶらする。去年はなかったフリーペーパー（学生が作ってるもの）の新しい号が出ていたり、相変わらずベルゲンの音楽シーンとそれを取り巻く環境（学生とかプロモーター含む）は活発な様子。そういえば、ここでのJagaライヴのチケット手配をどうしようか悩んでいた時も、いろいろ手配を考えてくれたのは、どうやら学生が中心となるライヴ運営の団体だったり・・・と、とても頼りになる存在の彼ら。若いってすごい、とか思いつつフリぺを読んでいると、オーゲさんが迎えに来てくれた。

　そのオーゲさん、もともと建築デザイナーで自分で会社を営んでいるのだけど、今年から公務員にもなったとの事で、現在はベルゲンの景観を損ねないように建物建築の際の判断をする部署で仕事をしているのだそう。相変わらず多忙を極めている。で、さすがに今シーズンは、フイヨルド観光のガイド仕事は全部断ったのだとか。そんなオーゲさんと話をしながら中央通りを抜けてホテルまで案内（一人で行けるんだけど）してもらう。この時はノルウェーでも選挙運動真っ最中で、まさにラストスパートで運動が展開されていた。日本の投票日の翌日（１２日）が投票日ということで、中央通りの中にも様々な党派のテントがはられ、運動が展開されていた。主に大学生の選挙運動（バックアップ）が活発で、Janくんとも１１日までは忙しくて会えなさそうな感じ。

　といってる間にホテルに到着。今回一番長期滞在するので、ここではフィヨルドパスを使ってエコノミーなところを選びました。ええと、Bergen Travel Hotel。チェックインを済ませ、部屋に入ってみると、おー快適！フローリングで巨大な窓に巨大なソファー、そしてキッチンまである。そしてまたしてもベッドが二つ。・・・またメールで予約したから間違えたのかなーと思い、レセプションで再度確認。・・・「シングルで受けたけど、部屋がツインしか今ないし、でも広いからいいでしょ？」との回答。なんかどこかで聞いた答えだなーと思いつつ部屋へ戻る。本当にアパートに住んでるような気分になってくる。今度からはこれだ！と変な手ごたえを感じつつ、日もすっかり暮れ、オーゲさんは友人達とのパーティーに行ってしまったので、街にちょっと買出しに行くことにする。が、さっきまでピカピカのお天気だったのに、大雨が・・・。

　本当にベルゲンはノルウェー一天気の変化が激しい街だ。