5/4 La Folle Journee au Japon「熱狂の日」音楽祭2007

 ちょっと気になっていたので行って来ました。

 個人的に馴染みのないクラシックというジャンル。でも、今年はグリーグ生誕100周年ですし。というわけで、昼過ぎからメイン会場となる国際フォーラムへ。

 会場は、噂には聞いていましたが、想像以上の人ヒトひと。GW中のイヴェントということもあり、老若男女入り乱れての芋洗い状態。でも、ものすごくいいお天気で、外でビールなんかを飲みながら野外で音楽だなんて、その光景を見ているだけでもうみんな幸せそうでした。

 直前に行く事を決めたのですが、一つくらいきちんとしたステージを見たい!とチケット入手を試みたのですが、・・・ちょっとイヴェントをなめていたようで、期間中どの公演もソールドアウト。なんとか取れたのですが、席は・・・

 ま、とりあえずざっと見たものを。

 千代田区立和泉小学校 イズミノーツ。いろんな学年からなるビッグバンド、華奢な身体でサックス・ソロをとる女の子や、テューバ担当の背中からシャツがはみ出ている大きな男の子が猛烈にかわいかったー だったん人の踊りもgoodでした。

 ハンガリーの民族音楽集団、ムジカーシュ。「私達の音楽は、クラシックではなくて、伝統音楽です」と何度も繰り返していた彼ら。ディジュリドゥーやフィドル様の古い楽器が奏でるメロディーは、ちょっと懐かしくて、ヴェーセンを思わせたりして。

 ちょっと休憩。お昼ご飯を食べるにしても、席は椅子トリ合戦。クラシックはサバイバルだわ。

 クラシック界のアンバサダー、青島広史さんの講演。東欧と北欧の音楽性の違いに興味津々。男性的な東欧と女性的な北欧のクラシック。それにしてもものすごい人で、柱の合間から(意外に良く見えてベストポジション)の聴講。とっても早口、だけど、とても親しみやすく分かりやすい。大人も子どもも聴き入ってました。
 北欧の音楽は、意識的に聴く機会が多いのですが、なかなか東欧までは手が伸びなかたりして。そういえば、5/12,13にチェコのジャズ・トリオが来日しますね。詳しくはオフィス・オオサワまで。

 国際フォーラムだけでなく、丸の内、東京駅周辺でも繰り広げられているこのイヴェント。ちょっと行ってみようと歩いてみるも、人の多さと暑さでフラフラ。生憎会場は満員で入場制限がかかっていて、フラフラ戻ってきましたが

 何とか取れた公式チケット。席は一番右最後列! 香港シンフォニエッタとピアニスト、ミシェル・ダルベルトによる、グリーグ「二つのノルウェーの旋律 作品63」、ドヴォルザーク「ピアノ協奏曲 ト短調 作品33」。二人とも音楽の授業で聴いたことのある曲が多いのですが、こうして改めて聴く機会が来るとは。グリーグのこの作品は、どちらかというとノルウェーの穏やかな気候(ベルゲン出身だからといえばそれまでですが)を表現したかのような楽しげで優しい曲。弦ばかりだから、なのでしょう。圧迫感のない穏やかさにみちていました。ドヴォルザークは・・・ちょっとピアノが入りウトウトしてしまいました。あまり抑揚がないというか、そのくらい素朴な作品だったんだなぁと思います。

 高知出身のギター・デュオ、いちむじん。クラシックの名曲をギターでアレンジしてしまう二人の演奏は、ありそうでないような、新鮮でした。彼ら、月一でクラブ・イクスピアリでライヴを行っているそうです。イクスピアリといえば・・・おととしそこまで追いかけたsuomi jazz界の貴公子トランペッター、ユッカ・エスコラが5/30,31に来日です。

 電車の時間が気になるものの、ほんのちょっとでも見たかったのが、ルーマニアの演奏集団、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス。高速ブラス・バンド、ファンファーレ・チョカリーナを思わせる13名の大所帯がステージに現れ、吹けや叩けの大合奏が始まったのもつかの間、目の前でアクシデントが
 気をとられているうちに時間切れ。会場を後にしたのでした。

 途中バテてしまいましたが、クラシックが身近になった一日でした。今年中にオーケストラの演奏会に足を運んでみようかな。



 
 

 
 
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