9/19 途切れる記憶


バス停から見た仲秋の名月。
ぼやっとしか見えない…

まったりした午後にユニットをラウンド中、
リビングのカウンターでまどろむ○○さん。
テーブルの上には、読みかけの新聞とノート。

声をかけると、ぼんやり起きていて、
「おかしな事を書いていたら、どうぞ指摘してください」と。

ふむふむ、
ノートには書きかけの文章がたくさん綴られている。
今朝起きてからの出来事やら、
食べたメニューやら、
その時の気持ちなど。

○○は、記憶が途切れ途切れになる事がある。
○○は、ぼんやり眠りにふけることがある。
○○は、何故ここに居るのかが、わからない。

私は、じゃなく、自分の名前というところが、
どこか自分じゃなく、誰かほかの人を
見ているような、不思議な距離感。

どれもきっと正しいので、指摘なんて出来ません。

ただひとつ、
ここではなく、前の施設名が書かれていたので、
そこだけは訂正。

○○さん、ここで
私達と過ごしているんですよー

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 9/16 敬老スペ... 9/23 ハナレグ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。