9/23 ハナレグミ@ZEPPTOKYO

hana-uta
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EMIミュージック・ジャパン
しっかり聴きたいなら、これ。

だれそかれそ
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ビクターエンタテインメント
最新作は、カバーアルバム。

FREEWAY
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EMIミュージック・ジャパン
でも、最初はやっぱりこれじゃない?

聴かせて
踊らせて
笑わせて
泣かせて、
そして、人を幸せな気持ちにさせる。

そんな力を沢山持った彼のライブ。見たことがあるのは、
10年以上前のスーパーバタードッグ。しかも対バン。
ファンキーで弾けたパフォーマンスと、勝手に思い描く今のハナレグミのイメージは、
何だかあまりにもかけ離れ過ぎていて、一体どう向き合うのがいいのか、
微妙に迷いながらZEPPTOKYOに行って来た。

広いステージにギター1本で現れ、さっそく中央線を歌う。
言わずと知れたThe Boomの名曲は、最新アルバムから。
歌い終わってすぐにここは、スナック(という名のショー)だと言う。
外にまで聞こえるカラオケの音と笑い声。楽しそうだけど、
なかなか一歩踏み込んで扉を開けられないスナックに、
今夜皆で入ってみようということか。

カバー曲をふんだんに取り入れながら、オリジナルも歌う。
ちょっと高くて渇いたしわがれ声。ギターで弾きがたれば、
あまりにも存在感たっぷりで、全てが彼のオリジナルのものとなってしまうよう。
サポートメンバーが演出するスナックの夜のムードと
煌びやかな雰囲気も合間って、フロアのテンションも上がってくる。

織り交ぜるトークも、同世代のバカさ加減満載で、絶妙に気持ちをくすぐる。
マーケティング目的の彼のスナック潜入の武勇伝に場内大爆笑。
みんなでカラオケやろーぜ!と始まったのは、
自身が演じるPVをバックに昭和の大ヒットメドレー。
映像に釘付けになりながら、みんな声が小さい!と注意され、踊りながら大熱唱。

じんわり聴かせたかと思うと、トークで笑わせる。
また聴かせたかと思うと、また笑わせる。
そのテンションのハバが半端ない。

1人でハナレグミになって、おとなしく奇麗にまとまってしまったのか。
勝手にそう思い込んでいたけど、バタ犬の時と
何だかあんまり変わっていない、というか、むしろパワーアップしている。

パワーアップついでに、
アンコールで登場したのは、東京スカパラダイスオーケストラ。
あり得ない!と客席が慌てる中、
大はしゃぎでスカパラの演奏をバックに
オリビアを聴きながらを熱唱する。
本当にうれしそうで、幸せそうだ。


後ろで思わずお兄さんが声を上げた。
「あいつ、おもしれー」


そうだ、やっぱりあいつ、おもしろいよね。
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