■2005/09/07 (水) JagaJazzist@Spiret(Tonsberg) その3

 で、Martinと少し話をする。Scheiは何故バンドを抜けてしまったのかという問いには、彼はDr.になるため辞めたのだと。(Waboと同じ理由だ。)
新しいキーボードはLars、19歳。小柄でとても幼い印象でした。ギターのHarald Frolandは新しい音楽性を求め、Jagaを離れたのだと。じゃあ、Ketilは?と問うと、「連絡がつかないんだ、音信不通。」と笑って見せた。

 私の英語力なんて、おわかりのように限りなくゼロに近いので、これまでのやり取りにどこまでの正確性があるのかはわかりません。かなり怪しい解釈がいっぱいです。だけど、出来る限り精一杯の言葉で伝え、相手の言葉を理解するように努力した結果がこれなので仕方ない。

 (鼻息荒く)ここで開き直ってしまうのもなんですが、大事なのは、正確な情報を得る(本当は基本で大事なんだけど)ことではなくて、彼らの“今”を実際に見る(聴く)こと。日本で今回の作品についてのいい感想を、私は知っている限り誰からも聞いていません。何故、これほどまでに否定もしくは過小評価されたのか?日本で求められている音とは違うから?じゃあ、ライヴバンドとしての彼らのこれからの方向性は全部否定されるわけですか?新しいアプローチはすべきではないのかな?


 ・・・疑問は後から後からわいてきて、でも残念ながらそのあたりについての質問をぶつけることはMartinにはできなかったのだけど。語学力のなさを今更ながらにここで痛感。ライヴが見れて、みんなに会えてうれしい、というミーハー心だけは伝わったようです。

 夜もふけ、明日は早起きしなければならず、「何故、明日のVoldaには来ないでBergenに行くのか?」と質問を投げかけられつつ、Bergenで待ってるからー、と会場を後にする。

 彼らのホームタウン、Tonsbergでのライヴは、不安と感動が入り混じるちょっと複雑な後味でした。(Bergenに続く。)

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