■2005/09/09 (金) Jaga Jazzist@Kvarteret その1

 少しオーゲ邸でくつろぎ過ぎてしまったため、駈け足でKvarteretへ。もう既に沢山の人が集まっている。

入り口で名前を言うと、ここでもGuestlistに載せてもらえていたため、申し訳程度に缶バッヂなどを購入。嬉しがりで全部服に着けちゃったりして一人で盛り上がってしまう。

 フロアはJagaのステージを待つ人々でいっぱい。Tonsbergとは明らかに盛り上がり方が違う。やっぱりBergenでは人気のあるバンドなのだという事を実感。前の方は既に人がたかっていて、なかなか前の方でのポジションを確保できないまま、ステージのセッティングが終わり、Tonsbergと同じようにオープニングの曲が流れてきた。去年ここで初めてJagaのライヴを見た時と同じように、フロアにJagaコールが沸き起こっている。もうみんなステージが始まるのを待ちきれない!という感じだ。

 そしてメンバーが現れ、それぞれのポジションに着くと、ここでもキーボード・プレーヤーの交代にフロアがざわめいたけれど、そのまま1曲目がスタートした。

 おととい見たステージよりも明らかにいい。合わせてフロアの盛り上がりも比べ物にならない位すごいので、Jaga自体のステージに対する意気込みの違いも、もしかするとあったのかもしれない。去年同様に、Bergenでは男の子のファンが圧倒的に多く、その盛り上がり方もすごい。ソロになると拍手が沸き起こり(特に隣の二人組は、Larsのサックスのソロになると、気が狂ったように大喜びしていた)、そのみんなの異常なほどの盛り上がりに、私も嬉しくなって、一緒になってジャンプしてしまった。セットリストは殆どTonsbergと同じように進んでいくのだけれど、とにかくみんなの息がピタリと合っているというか、迫力が増したというか、全てにおいて満足させられるステージだったのだ。『What We Must』は、もともとロック色の強い曲が多い分、それをいかにステージでアレンジを施し、さらに強調して聴かせるか、そして『The Stix』は、緻密に作りこまれた複雑な楽曲(ライヴでは再現不可能と思われる曲多し)をいかにライヴで再現し、さらにその印象を壊して、ライヴならではのアレンジで聴かせ、フロアをわかせるか、というそれぞれの違いみたいなものを、ステージを見ながら感じたのでした。

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