3/12 市街強制観光

　セントーサ島を後にして、バンで走ること20分。あっというまに街に戻る。このツアーのオプション観光は、お昼ご飯までで終わり。が、その前にまわってもらわなくてはいけないところが二箇所あるのだとガイドさん。

　到着したところは、宝石工場＆販売店。無理やり中に押し込まれ、売り場内を連れまわされることに・・・。売り子の「オキャクサン、ヤスイヨー」のすさまじいセールスの応酬に弱冠くじけそうになるも、振り切って脱出。

　再びバンに乗せられ、着いたところは健康食品店（なぜか中国だったりする）。また店内に連れられ、販売員の目の前の席に座らされ、数十分商品説明を聞かされる。プロポリス、鮫の軟骨やらなんやら・・・。結局逃げられない、と、母が鮫の何やらを購入。しかし、高い！　こんなんで疾病が治るんだったら医療機関なんて要りません。

　やっとセールスの応酬から逃れ、再びバンへ。「悪いことをしました。でも仕事だから仕方ありません・・・」とでも言うような、セントーサ島内での自身あり気な態度とは打って変わって、多少凹んだ私に気を使ってくれるガイドさんが少しかわいそうになったりして

　バンは走り、DFS内の薬膳料理店へ。ここまででオプション観光は終わり。ガイドさんにこの後の足つぼ（これもプラン内なのだそう）の予約時間に絶対遅れるなよ！と念を押されながら別れる。普段からルーズな親子３人、朝から分刻みのスケジュールに疲れ果て、殆ど食べられず。鶏肉が苦手なのに、どこに行っても現れる鶏料理にどんどん元気がなくなる父・・・。

　その後、遅刻しないように向かいのビルの中にある足つぼ屋まで歩いて行き、３人横並びで施術を受ける。「イデデッ！」と連発して身もだえするのを喜んでるみたいなスタッフ。足だけでなく、肩、頭など全部のコリをほぐしてもらい、リフレッシュ。隣で父は「やめろー！」と本気で叫んでいましたが・・・。