Declaration of Dependence / Kings of Convenience

	Declaration of Dependence
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	Astralwerks

昨年、ノルウェーの友人が日本に来たときにいただいた１枚。


もともと大好きなベルゲンのギター・デュオ、キングス・オブ・コンビニエンスの
３枚目のアルバムだったので、とても喜んだことを覚えている。
友人は、かたっぽの子と仕事仲間とのこと。
何だか嬉しい縁だなぁとニヤニヤしてしまった。

そんなキングス・オブ・コンビニエンス。
多彩な才能を持つ２人は、建築だったりセラピストだったり、
DJや他のグループと活動を共にしたりで、活動歴は長いものの、
グループとしての作品を積み重ねるスピードがゆったりしている。
そこがまた（ノルウェーの中では比較的）温暖でゆったりしている
ベルゲンに暮らす人らしくていい。


今作は、終始優しくときにドラマティックなギターに
ヴォーカルが心地よく絡んで、デュオとしての魅力を十分に感じることが出来る。

私が好きなのは、３曲目の「Me In You」。

Visit BergenのPRとして使用されていて、
You Tubeか何かで見た方もいるかもしれないけど、
古い建物の屋上で彼らが歌い、奏でている様子と共に
流れた曲。

ベルゲンの古き良き街並みを、まるで鳥になった気分で
くるくるまわったり、見下したりしながら
彼らの曲を聴くと、幾度か訪れて知った気になっている街並みが
何だかものすごく懐かしくなって、
あー、ここからベルゲンまで飛んで行きたいな～と
街並みや人に恋焦がれてしいまう。
もうすぐBergen Music Fes始まるなぁ。
NattJazzにも行きたいなぁ。


ちょっとセンチメンタルな気分になりつつ、
もう少しこの素敵なメロディーと優しいギターに心を預けてみることにしよう。