5/29 オッダラン!

 営業さんにくっついて、オオサワさん主催のミュージックfromフィンランド@ピットインへ。ライヴなんて、2月のビョーク以来とても久しぶり。

 公演途中から入ったので、既にオープニングアクトは終わり、1アーティスト目のペッテリ・サリオラのステージが始まっていました。日々谷カタンもびっくりの変態ギタリスト。一人ギターを鳴らしながらタイコでリズムを取り、さらにベース音まで?一体どうなっているのか?と前のめりで聴いてしまいました。親しみやすいメロディーと歌でたたみかけつつ、キメのところで照れてみたり。凄腕なのに、とてもシャイなフィン人ぶりが前面に出てキュートでした。プレイスタイルが何だか沖仁さんや押尾さんに似ているなぁ・・・・・・と思っていたら、ステージ上で彼が「コータロー・オシオ!」と。なんと、フロアからびっくりゲスト、押尾コータローの登場でした。本当にプライベートで見に来られていた?ようでした。私はつい興奮しワーワー言っているところを営業さんに取り押さえられつつ、2人のギターセッションを楽しんだのでした。ロックでブルージー、思いがけない嬉しい時間でした。

 ペッテリのステージが終わり、少しご歓談。偶然見に来られていた私の憧れ・八木美知依さんと遭遇。先日のノルウェー大使館でのシックな姿とは違う、ラフな姿の八木さんを前に、私は一人暴走。営業さんにコントロールしてもらいながらも、少し酔ってテンション高めの八木さんとの失言あり?のトークは、仕事とはまた違った楽しいものでした。あぁ、本当に素敵です。

 といっている間に、2つ目のアーティスト、オッダラン。2006年度のフィンランド・グラミーをとったという彼ら、一体どんな演奏を・・・。
 
 ゆるく始まった1曲目では、ノスタルジックな・・・と思ったのもつかのま、2曲目の迫力にびっくりしました。ギター、ベース、チェロ、トロンボーン、そしてドラムから成る若いバンドのサウンドは、トータスやJAGAを思わせるクールなもの。ドラムを真ん中にステージ左側にギターとベース、右側にチェロ、トロンボーンというあまり見ないスタイル。クールでキレがいいのに、チェロが郷愁を誘ったり、トロンボーンが深みを出したり。エレクトロニクスを駆使しているようで、完全に機械的なサウンドではない。温かみというか、やっぱりくぐもった音を活かしているから、独自のものを伝えることが出来るんだろうな。誰かに似ているようて、やっぱり誰にも似ていないし、何にも例えられない。変則するリズムの中でテンションが徐々に上がり、この先の展開は??と思ったところで終わってしまうところに、文章でいうところの行間を読ませる美学を感じました。私、ここでも大興奮で、営業さんに取り押さえられましたが

 ステージの後、どうしてもCDを買いたい!と思ったのに、お給料日前日で所持金が2000円 営業さんに1000円カンパしてもらい無事購入しました。まだ若い2つのフィン・アーティスト。これからの活躍が楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 3/13 Jaga Ja... ミスター・ベ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。