私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
11/4 Smalltown Supersound Japan Tour 2006
2年ぶりにやってきた、ノルウェーのレーベル「Smalltown Supersound」。レーベルオーナーのヨアキムいわく、二年前よりもメランコリックな感じも味わえる新しいメンバーを引き連れての再来日です。
場内は始めはどうなるかと思ったものの、まずまずの人の入り。男女まんべんなくという感じでした。プレイする順番は、Bjorn Toske、TOY、Kim Hiorthoy、そしてMental Overdrive。キャリアも音楽性も十分正統派なテクノ/ハウス・アーティストが最初と最後を締めくくるという順番が、個人的にはとてもバランスのよいショーだったなぁと思いました。踊れて、ワクワクして、はじけて、また踊る、というラインナップ。
微妙に細やかな音とリズムを操るBjorn Torskeはのプレイは、イメージしていた以上にクール。Telleレーベルの方がしっくりくる感は否めませんでしたが、Telleの活動ぶりを見るからに、STSでの活動の方がベストなんだろうな、と思わずにはいられませんでした。
TOY。前回はDupermann単独だったのですが、今回はデュオでの参加。いつもはクールで破壊的サウンドテイストのDupermannの音楽性から一転、かわいらしいVJと共にどこまでもキュートでポップな、ほんとにアニメソングになってもおかしくないくらいにかわいらしい曲とパフォーマンス。(けれど二人はどう見たって強面でいかついので、このプロジェクトとビジュアルのアンバランスな感じも、狙いの一つなのでしょうね・・・。)
Kimはちょっと後で書きます。
二年前、偶然LANDMARKでご飯をたべてる時にお会いしたMental Overdrive。その時にもらった「disco dance」がかかった時には、思わず一人大喜び。キャリアも相当長い彼の曲の数々は、純テクノ好きが喜ぶものばかり。なので、さっきまでKimのプレイでわいていたフロアは次第にスカスカに・・・。女子の数もまばらとなり、その分男子は大暴れ。やはりこの辺は好みがはっきり分かれるのでしょうか。ケン・イシイをもっとソフトにしたとでもいうような感じ、個人的には大好きです。
終わったあとに、ヨアキムにまたもなれなれしく話しかけてみる。あー、もっとナチュラルにコミュニケーションをとりたいと思いつつ、今回のTourについて話をする。冒頭で書いたとおり、前回のレーベルイヴェントとはちょっと違う感じの印象を受け、そして、それは彼らの狙いでもあったというのがわかりました。この二年の間、びっくりするような劇的変化はなかったとしても、リリース作品はどんどん増え、アーティストの数も増えた。新しいアーティストがレーベルに新しい風となり、既存のイメージを一新してくれたり。彼が以前語ってくれた「Smalltown Supersound feelingを出したいんだ」という想いは、レーベルの活動過程を見ていると着実に形になってきている、そう思いました。同世代の彼の活動は、とても刺激になり、よし、私も頑張ろう!という根拠のないやる気の原動力になるのです。
来日してくれてありがとう。来年、またノルウェーに行っちゃいます、私
写真はwelcome Tokyo! Mental Overdrive。
場内は始めはどうなるかと思ったものの、まずまずの人の入り。男女まんべんなくという感じでした。プレイする順番は、Bjorn Toske、TOY、Kim Hiorthoy、そしてMental Overdrive。キャリアも音楽性も十分正統派なテクノ/ハウス・アーティストが最初と最後を締めくくるという順番が、個人的にはとてもバランスのよいショーだったなぁと思いました。踊れて、ワクワクして、はじけて、また踊る、というラインナップ。
微妙に細やかな音とリズムを操るBjorn Torskeはのプレイは、イメージしていた以上にクール。Telleレーベルの方がしっくりくる感は否めませんでしたが、Telleの活動ぶりを見るからに、STSでの活動の方がベストなんだろうな、と思わずにはいられませんでした。
TOY。前回はDupermann単独だったのですが、今回はデュオでの参加。いつもはクールで破壊的サウンドテイストのDupermannの音楽性から一転、かわいらしいVJと共にどこまでもキュートでポップな、ほんとにアニメソングになってもおかしくないくらいにかわいらしい曲とパフォーマンス。(けれど二人はどう見たって強面でいかついので、このプロジェクトとビジュアルのアンバランスな感じも、狙いの一つなのでしょうね・・・。)
Kimはちょっと後で書きます。
二年前、偶然LANDMARKでご飯をたべてる時にお会いしたMental Overdrive。その時にもらった「disco dance」がかかった時には、思わず一人大喜び。キャリアも相当長い彼の曲の数々は、純テクノ好きが喜ぶものばかり。なので、さっきまでKimのプレイでわいていたフロアは次第にスカスカに・・・。女子の数もまばらとなり、その分男子は大暴れ。やはりこの辺は好みがはっきり分かれるのでしょうか。ケン・イシイをもっとソフトにしたとでもいうような感じ、個人的には大好きです。
終わったあとに、ヨアキムにまたもなれなれしく話しかけてみる。あー、もっとナチュラルにコミュニケーションをとりたいと思いつつ、今回のTourについて話をする。冒頭で書いたとおり、前回のレーベルイヴェントとはちょっと違う感じの印象を受け、そして、それは彼らの狙いでもあったというのがわかりました。この二年の間、びっくりするような劇的変化はなかったとしても、リリース作品はどんどん増え、アーティストの数も増えた。新しいアーティストがレーベルに新しい風となり、既存のイメージを一新してくれたり。彼が以前語ってくれた「Smalltown Supersound feelingを出したいんだ」という想いは、レーベルの活動過程を見ていると着実に形になってきている、そう思いました。同世代の彼の活動は、とても刺激になり、よし、私も頑張ろう!という根拠のないやる気の原動力になるのです。
来日してくれてありがとう。来年、またノルウェーに行っちゃいます、私
写真はwelcome Tokyo! Mental Overdrive。
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