私的音楽雑記帳
FOLK ETYMOLOGY
ノルウェー旅行記2011 テキスト前半
♪9月24日
一週間休みをとるため、その間の準備で仕事が終わらない。一人事務所でせっせと書類を作成し続けるも、終わりが見えない・・・。それでも、明日からの久しぶりのノルウェー訪問を思えば、頑張ってかたづけなきゃ!という思いがムクムク&ワクワク湧いてきてしまう。何とかやり終えて、帰宅。旅の準備も中途半端なままだけど、とにかく最低限のものだけ荷造りして、追加で必要になったらいつものごとく現地で調達よ!
早く寝ないと!出発まで3時間・・・寝坊しそうで猛烈に不安。
♪9月25日
やっぱり寝坊した。駅からリムジンバスは予約してあるけど、スーツケースが重くてうまく歩けない。発車時刻まであと数分。どうして毎回ドタバタするのか…なんて、今振り返っても仕方ないんだけど、毎回その瞬間に猛省してしまう。
ギリギリバスに間に合い、いざ成田空港へ。途中爆睡。
空港で搭乗券手続き。今回は大好きなKLMを利用。久しぶりの水色の飛行機、テンションが上がる。
ボーディングタイムまで1時間と少し。お茶したり、免税店を少しまわったり、あっという間に時間が過ぎてしまい、いざ飛行機へ。エコノミーはやっぱりちょっと窮屈。みんながひしめき合うように座り、これから10時間半のフライトは長いな~と感じながらも、出発。
機内では、やっぱり十分すぎるフードサービスと足のむくみ&気圧の差による頭痛に悩まされる。痛い、重い、おなかいっぱい。まだ半分以上も乗らなきゃいけないのに、閉塞感があってつらい。映画なんて見ていられない・・・と思っていた中で、興味深かったのが、現地のTV番組。ジェイミー・オリバーという若い料理人が、地元の食材やその生産者、街中のお店に突入して、作業を体験。それをもとに自分流の料理をパフォーマンスするというはじけた番組で、とにかく彼のキャラクターが面白い。手際よく下ごしらえした食材に、これでもか!というくらい豪快にスパイスやオイル、調味料をふりかけ、最後には両手で混ぜてしまう。手。これがポイントで、大体にしてどんな料理でも手が出る。そして味見。地団太を踏んで美味しいとうなる。こんな料理の仕方もあるんだな~と深く感心。つらさもちょっと吹き飛んだ。
そんなこんなで、やっとオランダ・スキポール空港に到着。もうかなりフラフラ。
ここではオスロ行きの飛行機に乗り換えます。久しぶりなので、ラウンジでのんびり&ゆっくりしてたら・・・、なんと出発ゲートは一番はじっこ。ここから歩いて30分以上かかると掲示されていて、焦る。焦りつつも、いろいろ楽しそうなものがいっぱいで足が止まりそうになったり。といってるうちに、パスポートコントロール所に到着。手荷物チェックのところでは、ばっちり日本人なためか、「コンニチハ、アリガトウ、サヨナラ」と係の人も優しい。こっちもうれしくなって、さよならと言い通過。
その後も続く誘惑の数々。空港図書館やミッフィーのお店。チューリップの店などなど。でも、とにかく急ぐことに。
やっとオスロ行きの乗り場まで来ると、人もまばら。時間まで日当たりのよい場所に座って、行き交う人やバス、飛行機をメンテする人をながめる。
時間になって、さっきよりもずいぶん小さい飛行機、city hopperに乗り込む。でも、中はボーイングよりも広いのでは?と思ったほど快適空間。私には相変わらずちょうどよい大きさだけど、ノルウェーやオランダ人にとっては、やっぱり窮屈そう。そんなこんなで離陸。オスロに出発。
オランダはやっぱり水の街。街と海が絶妙に入り組んでいて、離陸してしばらく眺めることのできる街並みはとても奇麗。そのうち雲と雲の間に飛行機は入り、そこからの景色は、もう言葉ではどう頑張っても言い現せないほど。太陽が照らし出す雲と、そこに見える光。夕刻でオレンジ色だからなおさらか、本当に幻想的でいつまでも見ていたいと思ってしまう。高度はどんどん下がり、ノルウェーの輪郭が見えてきた。海と大地が入り組んだギザギザの輪郭。森の中に点在する湖。湖面に夕焼けが反射してオレンジ色に光っている。森は緑一色ではなく、紅葉が点々としてなんだかあったかそう。
と言ってるうちに、オスロ・ガーデモン空港に到着。飛行時間は1時間半。何だかあっという間だった。
久しぶりのオスロ空港。木のぬくもりであふれた空港内は、急いで通り過ぎるにはあまりに惜しい場所。でも、まわりの人は急ぎ足で駆け抜けるため、のんびりはご法度のような雰囲気もあったり。
スーツケース到着場に行くと、今回はすぐにキャッチ。へこみもキズもそれほどなし。
そのままオスロ中央駅行きの電車乗り場に移動。昼間ならローカル線に・・・と思ったものの、時間ボケでなんだか疲労困憊。Flygettにしました。窓口で買おうとしたら、自動券売機のほうが安いよ、と勧められ、そうすることに。170クローネ。すぐに円換算はできなかったけど、とりあえず発券して乗り場へ。
券を見ても、どの座席かわからず、駅員さんに尋ねると、「自由だよ~」と。なんだ、そういうことか。とりあえず乗り込んでいざオスロ中央駅へ。車内も木のぬくもり満載。座席の裏面、手すり、窓枠、全部が白木で北欧だな~と嬉しくなる。ちゃんと座ると足は地につかずプラプラ。北欧サイズに、いくつ年をとってもここに来ると、ちっちゃい子どもになった気分になってしまうから不思議だ。
乗車時間中に、今日泊まるホテルの場所を確認。空港でもらった街の地図を広げていると、さっきの駅員さんが手元ライトをつけてくれた。こういうちょっとした心遣いがノルウェーではとても自然に多くて、うれしくなってしまう。
といってる間に中央駅に到着。
もう時間は夜の7時をまわっていて、日曜日のせいか街中のお店はけっこう閉まっている。駅前の広場は、若者たちが少しいるものの、賑やかというよりは、なんだかうすらさびしい(というか、少し治安の悪さみたいなものを感じる)。お巡りさんも結構いて、あの日以来……かどうかはわからないけど、みんなが注意を払うようになっているのかな。とはいえ、とにかくホテルに行ってみる。
駅から近いように思えるけど、やっぱり地図はアバウトすぎて、何だかよくわからない。道も途中消えていて、ぐるぐるおなじと場所をまわった末に、え、ココだったの?というところにありました。オスロ・スペクトラムの斜め向かい。
古いビジネスホテルみたいで、建物自体は100年以上のものなのかな~という部屋で今日から2泊。お世話になります。
以前と少し違うのは、こうしてPCを部屋で使えること。
数年前の取材で知った、ホテル内は無線ランがフリーなので、パスワードを教えてもらうと、手持ちのPCでネットやメールチェックなどいろいろ出来てしまうということ。
とても便利。お世話になります。
♪9月26日
7時間ほど睡眠をとって、目が覚めたのが現地時間の6時過ぎ。
今日は、オスロ散策の予定。ノルウェーデザインのお店をまわるのもいいし、デパートを見るのもいい。レコードショップ散策もしたいし、オペラハウスまで行って楽しむのも一つの手だ。7月22日にここで起こった出来事。私の中では、まだあまり解決していないけど、ここで暮らす人たちは、それでも毎日は続いていくし、過ごしていかなければならない。とにかく、街を歩いてみよう。それから考えよう。
朝ご飯を食べて、午前中に街へ。昨日は暗くてちょっと不安だったホテル周辺は、実は目の前に大きなデパート。そして駅までも実はかなり近いことがわかった。暗いし荷物は重いし、迷いに迷ったから遠く感じたけど、な~んだという感じ。
デパート内を少し回ってみる。キッチンツールの店やレコード店、本屋さんもあり、いろいろ目移りしそうなほどワクワクする。でも、圧倒的なスペースを占めているのが、ファッションフロア。H&Mが大きくてスウェーデンは凄さを感じる。
まずは本屋さんへ。気になる料理本のコーナーを見てみると、北欧料理のコーナーの横に、ジェイミー・オリバーの本も面だしでありました。北欧でも人気なのか~とめくってみると、イギリス人だということが発覚。今これを買おうか悩んだものの、とりあえず保留。ノルウェー、スカンジナビアの料理本とパンの本を購入。いきなり重い。
次にレコードショップへ。ノルウェージャズのコーナーでいろいろ物色するも、ここでも今日は購入にいたらず。きっとベルゲンで買うんだろうな。
次にキッチンウェアのお店を2件はしごする。ボダム、menu、イッタラなどなど、日本ではわりと丁寧に扱われそうなものたちが、結構くだけた感じで売られている。それだけここでは日常品だということ。ちょっと悩んだものの、menuのパントン柄のペアカップ(小)を購入。きっとここで買わなくていいものだと思うけど、タイミングとご縁ということで。あと、おみやげ用にスウェーデンだけど、にんにくおろしカードを。ちっちゃくてカラフルなので買い。
一気に重たくなってしまい、どうしよう……と思いつつ、今晩オペラハウスで何かショーが見たかったので、そのままオペラハウスまで歩く。ちょっと雨が降ってきて、しかも風が強くて北欧の秋模様を満喫。
海辺にどーん!と建つオペラハウス。氷河をイメージしたという建物は、どんよりとした空と微妙に馴染んでいる。海に浮かんでいる感じでもある。角ばっていて、冷たそうで、でもガラス貼りの壁から中に見える木造の筒状のホールが見えていて、温かそうな感じもする。近づいてみると、その巨大さに驚く。事前情報のとおり、自己責任で登って下さいと書かれた看板の向こうの斜面。そのまま建物の屋根に上ることの出来る仕組みなんだけど、途中氷山の亀裂なのか、ところどころに段差があって、数回つまづく。しかも海風が強くて吹き飛ばされそう。自己責任……そうだよなぁ……と痛感。そのまま屋根のてっぺんまで登り、そのままぐるっと向こう側に歩いて下まで降りることに。またしてもつまづきつつ、そこから見たオスロの街は、思った以上に都会的で、不思議な感じ。空がすごく低くて、雲がすーっと伸びている。日本ではあまり見ることのできない光景にしばし浸る。
地上に降りて、いざ内部へ。ホールを囲む数えきれないほどの木片がすごく美しくて感動。ガラス張りの外壁から見える空も幻想的。通路側の白い折り紙を連想させる壁もとてもきれい。しばし見とれた後、チケット窓口へ。そこで今夜のショー(今日やっているのは、ノルウェーの現代バレエ)のチケットを購入。よくわからないので、中くらいの値段の席を希望してみると、下のオーケストラの様子も見ることができる席を紹介された。「何かハプニングが見られるかもしれないよ」と言われ、その席を購入することに。
ホールを後にした後は、夕方まで少し時間があったので、街を歩くことに。メインストリートを歩き、いろんなお店を見ようと思いつつ、まずはここから市庁舎そばにある「ノルウェーデザインズ」まで行ってみる。
地図を確認してるにも関わらず、かなり迷いながらたどり着いたお店は、ノルウェーデザインを期待していたのに、デンマークやフィンランドもあり、ノルウェー色はうすい。ノルウェーの新しい何かを期待していたのに、出会えなかった。文房具や子供用品、バスグッズ、下に降りると、ペーパーファクトリーがあり、その横にはガラスや器、ジュエリー、テキスタイルなどがエリアごとにレイアウトされている。ノルウェーの陶器ならフィッギオかなぁと思いつつ見てみるも、ヴィンテージの頃のかわいさはなく、現代ものはどこか日本のNIKKO陶器を思わせる白を基調としたシンプルなものが多い。う~んと思いつつ、イッタラやアラビアを眺め、とりあえずチーズスライサーのみを購入。自分用なのにすごいラッピングをしてくれた。
お店を後にして、なんだか石畳になれないせいか、足元がフラフラなため、少し休憩。通り沿いにあるカフェでカプチーノと何か甘いものを……と思って頼んだのが、ジュビリウムロールなるもの。ノルウェーの旗がささっていたのでいいと思ったものの、外側はシナモンロールで、真ん中に大量のカスタードクリーム、上には大量のアイシングがかかっていて……その部分を食べようとしても、どうしても飲み込めない、つらい。まわりだけ食べてカプチーノを飲み、少し道行く人を眺める。ここは市庁舎そばの通りで、7月に爆破事件が起こったすぐそば。普段どおりの生活を送る街の人たちを見ても、その様子はあまり感じることはできない。それだけ、あの事件は特異な出来事であって、そのことによってノルウェーの人たちが怯えるような弱い心を持っていない、ということなのかもしれないなぁと思ったり。
さて、休憩も終わりにし、再び街歩きに。途中いろんな雑貨屋さんをのぞくも、目にとまるのはやっぱりキッチンウェアのお店。前は全然興味がなかったのに、これだけ意識がかわったというか、興味を持つようになった自分に驚く。
お店にあるのはやっぱりフィンランドものが多い。マリメッコ、イッタラ、アラビア、そしてデンマークものも。ノルウェーものはほとんどない。少しだけあったのは、noonというブランドのプロダクト。キャンドルホルダーや籠、ちょっとした小物など。数件をはしごして、さすがにくたびれてきたので、いったんホテルへ。少し休んだあと、再びオペラハウスに。
夕方になって、オペラハウスは夕日に照らされて昼間とは違う印象。ちょっときらきらしている。中に入ると、これからバレエを見る人で賑やか。向こう側では食事をとることもでき、そこも賑やか。私は一人なので、そのままBゲートに向かいホールの中に。ホール内は、外側の木の色とは違い、落ち着いたローズウッドのような木が丸い曲線を描いている。案内された席は縦一列のみの不思議な席。横座りのようなシートに座って、舞台とその下のオーケストラを覗き込むような感じで鑑賞する。
オーケストラが好き勝手に音だしをしているのって、なんだか即興のライブを見ているようでワクワクしてきます。好き勝手なので、そろっているわけはないのに、なんだか不思議な音の一体感がある。バレエ自体よりもこっちのほうが断然興味がわいてしまう。
現代バレエ「Woyzakk」は、主人公の心の闇を映したような作品で、なんだか不思議な感じだった。場面が変わる際に現れる太鼓舞台や悪魔のような人、現実なのか夢なのか、ちょっとわからなかったけど、すごく不思議で出演者一人ひとりがすごく魅力的だった。終わってオペラハウスを後にする。夜のオペラハウスは闇の中に内部が光る氷山のようで、これもまたすごく幻想的だった。フラフラだったので、まっすぐ帰り、明日の出発準備に備えることに。
♪9月27日
5時半に起きて、身支度。荷物を準備して、7時に朝食、その後すぐに出ないと8時11分発の電車に間に合わない。朝食は早々に済ませ、ホテルを後にする。トーンホテル・テルミナス。コンパクトで街中にあるホテルとしては、こういうものか~と思いつつ、次はどうかなぁ……。ご飯は盛りだくさんだったけど。
スーツケースをひっぱりオスロ中央駅へ。面白いのは、日本のような改札がないというところ。チケットは持っているんだけど、そのままホームと車両を確認して乗り込み、出発してから車内の駅員さんに確認してもらう。わりとゆったりしているこのシステムだけど、なれない人から見たら、はたしてこれであっているのかどうか、電車が動いてみないとわからない、この仕組みはちょっと日本ではない感じ。
シートを確認し、出発。車内は日本人観光客が多いようで、日本語が飛び交っている。寒いからフィヨルドツアーもそんなにいないんじゃないかなぁと思っていただけに、結構な賑やかさに驚く。
そんなこんなで5時間。ミュールダールに到着。ここからフラム鉄道に乗って壮大な滝やフィヨルドの眺めを満喫。すごく寒くて、しかも車内は日本人に加え、中国や台湾、それらしき人々がわんさか乗っていて、右側にスポットがあれば右に、左にあれば左に大移動して大騒ぎしている。出発して間もなくの停車駅から強面の現地のおじさんが乗ってきた。作業道具を持っているので仕事かしら?と思っていると、目の前のシートに座った。みんながシャッターを切っている中で、おじさんは一人クール。当然だと思いながらもそのギャップを眺めていた。
間もなくフラム着。ここからはフェリーでフィヨルドを回ることに。その前に少し時間があったので、軽食を取り、ショップを散策。前に堀さんからもらったダーラナのクッキー型のムース版があったので購入。
その後観光船にのってフィヨルドめぐりへ。ここではさらにインド系の人々もくわわり、賑やかさはさらにパワーアップ。どうにもこうにも居心地が悪くて、2時間ぼーっと景色を眺めていた。船内は普通かもしれないけど、汚くてつらい。雨による寒さと湿度もだめだったのかもしれない。
やっとフィヨルド観光が終わり、今度はバスにのってヴォスに向かう。ドライバーは観光客に慣れていて実に多弁。自分がいかに普通のノルウェー人であるかを前に座ったイギリス人観光客にジョークまじりに語っていた。そして出発。バスでは、かなり高い位置から信じられないくらい急な道路(いろは坂なんてもんじゃない)をエンジンブレーキで下るというデンジャラスなもの。ここが絶好のポイントだというところで、声をかけて止まってくれ、みんなシャッターを切る。ちょっと怖い観光ルート。
なんとか下まで降りたら、ヴォスまではかなりハイスピードでのドライブ。あっというまに駅に到着。ここでしばし待った後、再び列車に乗りベルゲンへ。シートも乗るタイミングも分からず、なんとなく朝前に座っていたグループが乗り込んだ車両に乗ってみる。これでオッケーだったみたいで、やっとベルゲンに行ける~と安心してしまった。外はもう真っ暗で何も見えない。ベルゲンに着くまでの間眠ってしまって到着。
列車を降りたら、ホームでオーゲさんが待ってくれていた。6年ぶりなのに、帰ってきたみたいで嬉しかった。
ベルゲンは小雨。オーゲさんと話をしながらとりあえずホテルに荷物を置きに向かう。前はなかった路面電車が昨年スタートしたようで、ピカピカの車両が街中を走っている、オスロとは違って、なんだかとても穏やかでで安心する。
ホテルはメインの広場通りに面したいい場所にある。オスロでもトーンホテルだったからどうかと思いつつ、部屋に入ると、フローリングで全然広くてきれい。とてもシンプルだから居心地もいい感じ。オーゲさんもこれはなかなかいいです~と。しばらく談笑したあと、一緒に食事をとりに出かける。案内してくれたのは、6年前ヤンくんたちも交えて行ったスウェーデン料理をベースにしたレストラン「NABOEN」。スカンジナビア料理を基本にしているけど、シェフのアイデアもユニークで美味しいお店。ここでいろいろメニューを見るも、二人とも魚料理をオーダー。オーゲさんはおひょうがれいのグリル、わたしはたらをグリルしたものに、醤油とバターをベースにしたソースが美味しいお料理。マッシュポテト、スライスしたにんじん、スナップえんどうといんげんのソテーが下にしいてあり、その上にグリルしたたらをのせ、上にスプラウトとカリカリオニオンが乗っている。ソースが美味しい。パンも絶品。バターにニンニクとマヨネーズを合わせたアーリオディップも美味しかった。食事をしながらいろんな話をした。地震のこと、テロのこと、仕事のこと、文化のこと、友達のこと。日本語、英語その他の言語のこと。
オーゲさんの日本語はとても流暢で、あらためてすごいなぁと思った。
お店は10時半閉店なのに、長話を決め込み、お店の人もわりとゆるい感じでコーヒーもオーダー。しばらく談笑したのち、明日の約束をしてホテルに移動。街はこれまでで一番のじゃじゃぶり。
明日の準備やチケットリサーチをしなくちゃ……と思いつつ、だいぶ疲れたのか、今日もすぐに寝てしまった。といっても、時間は夜中の2時半。くたびれたわけだ。
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