11/17 ノルウェーについて学ぶサロン





カフェ「FUGLEN Tokyo」マネージャーの小島さん。
ザ・バリスタという感じでした。

2ヵ月ぶりの「ノルウェーについて学ぶサロン」。
今回は、オスロに本店があるカフェ「FUGLEN」の東京店マネージャーの
小島賢治さんを迎えてのコーヒーとその文化についてのお話でした。

北欧のコーヒーは、確かに美味しい。そんなに詳しくない私にも
それはなんだかわかる。
フィンランドのロバートコーヒーもそうだし、そこに暮らす人たちは、
本当に日に10杯も20杯(これは言い過ぎか)も飲む。

なんでだろう?水が美味しいから?

それぐらいしか分からなかった私でしたが、
小島さんのお話はとても興味深かったです。

バリスタになるため、都内のカフェで本格的な仕事を学び、
その後海外で修行。
オーストラリアで学ぶはずだったところ、縁が縁を呼び、オスロに行くことに。
そこで得たチャンスがFUGLENだったそう。

お話を聞いていて、「目的は絶対にコレ!」というのではなく、
運や縁の呼ぶままに…という人生の選択もありなんだと感じました。
そこにコーヒーがあるから。
そこに縁をつないだ人や仲間がいるから、とか。
なんだか、ノルウェーっぽい。

そんな小島さんが淹れるノルウェースタイルのコーヒーは、
豆の味が生きていて、とてもフルーティー。
果実味。…まではわかりませんが、さわやかな酸っぱさがあります。
豆は浅炒りで、風味をとことん残し、ラテなどに入れる牛乳は
あっさりとした低温殺菌のもの。
でも、コーヒーを楽しむのであれば、やはりストレート。

小島さんいわく、コーヒーは日常的に飲むもの。
日本人が好む緑茶やほうじ茶的なものだと考えれば、
牛乳や砂糖をたっぷり入れたものはたくさんは飲めないのも当然。
だとすれば、深煎りの苦みたっぷりのものではなく、
味わい華やかな「酸っぱい」タイプのものが
北欧で飲まれる理由も納得。

ラテアートなど、素敵だなぁと思ったりもしますが、
日常的に飲むノル人にとっては、あまり意味がないそう。
素敵に描けたものも、ほとんど見もせずにスプーンで
わしわしとかき混ぜられたりしたそうで、
今はあまり頑張らないそうです。

人と人が繋いでオープンしたFUGLEN Tokyo。
今後もワークショップや他の仲間とイベントを企画するなど
活動も活発化するそう。

美味しいコーヒーと日常を楽しむために、
これからも足を運びたいと思います。





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