朝日新聞社 マリアン・レガト 下村満子 監訳/山田睦子 訳『すぐ忘れる男 決して忘れない女』を読了しました。
内容と感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
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※文中の敬称は省略させていただきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1d/18a0846929140e0836e9ea26a5a0e6ad.jpg)
【目次】
序章 男と女はなぜ喧嘩してしまうのか
第1章 男女の脳は違うという事実
第2章 男と女の脳はどのように恋に落ちるのか
第3章 なぜ話が通じないのか
第4章 男性の心に伝わる話し方
第5章 結婚すると脳は変わる
第6章 女の子育てと男の子育て
第7章 男のストレス、女のストレス
第8章 心が病んだときの男と女
第9章 男の老い、女の老い方
終章 素敵な男女関係を求めて
訳者あとがき
【内容】
著者のマリアン・レガトはコロンビア大学医学部教授。医学的見地から男性と女性の考え方、感じ方、コミュニケーションの違いについて論じている。
【感想】
男性と女性の性差から起こるすれ違いについての説明の部分は、まさに目からうろこ!
夫婦のすれ違い、いき違い、無理解は、洋の東西を問わずにあることに驚かされた。明治以降の儒教的教育が、今だに色濃く残っているこの日本だけかと思っていたので。
「男と女は、行動や思考、病気の経験まで違う。考え方も、問題解決方法も、物事の優先順位も違い、まったく異なるフィルターを通して、取りまく環境を経験している。殊に明らかなのは、脳の違いで、人間としての情熱や見識、審美眼、知的・感情的生活までもが、この男女の脳の違いと関係している。だから、男女のこのような違いを知ることは、男性と女性の間に生じる溝の解明にもつながる」
もう、うんうん‥と納得することばかり。
毎日新聞社 斎藤学『男の勘ちがい』を読了しました。
内容と感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
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【目次】
第1章 逃げる男と逃げない男
第2章 男に足りないもの
第3章 男たちと世間
第4章 虐待する男たち
第5章 男は脆いよ
第6章 男たちの結婚
第7章 父親してるか?男たち
第8章 男児から男へ
第9章 大人の男として生きたい
【内容】
「自分が何をしていたって女は待ってくれるはず」
こんな母子関係にだけ許される無限の期待を持つ「子どもの男」たちよ、そろそろ勘違いをやめて家族やパートナーとの関係を見直せ!
精神科医が「男らしさの病」に迫る、現代人の必読書。
【感想】
著者の斎藤学は精神科医。この本は著者の「男」という存在に対する考えをまとめた、エッセイに近い内容だ。内容のなかにはハードな事例もあるので、苦手な方もおられるだろうとは思う。
精神科医という立場から、私が常々感じていた男性の“?”な部分を、「男はおかしいよ」とばっさり!切ってくださったことに感謝♡
こういう風に、同じ男性側から発言される方はいらっしゃらない。なんて素敵なのだろう。
第4章 「子ども男」の屁理屈
第8章 「子別れ」という仕事 「親離れー子別れ」できない男たち 日本男性の学童化
第9章 男の勘ちがい シングル化社会
などが、特に興味深い。
【余談】
いろいろと思うところがあり、いろいろと検索して購入した二冊だった。
女性に限らず男性にも、ぜひとも読んでみて欲しい。おすすめ♪