ちくま文庫 幸田露伴『文豪怪談傑作選 幸田露伴集 怪談 東雅夫編』を読了しました。
内容と感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。
【目次】
幻談
観画談
対髑髏
夢日記
土偶木偶
新浦島
魔法修行者
怪談
支那に於ける霊的現象
神仙道の一先人
聊斎志異とシカゴエキザミナーと魔法
東方朔とマンモッス
今昔物語と剣南詩藁
蛇と女
金鵲鏡
ふしぎ
伝説の実相
それ鷹
扶鸞之術
観画談
対髑髏
夢日記
土偶木偶
新浦島
魔法修行者
怪談
支那に於ける霊的現象
神仙道の一先人
聊斎志異とシカゴエキザミナーと魔法
東方朔とマンモッス
今昔物語と剣南詩藁
蛇と女
金鵲鏡
ふしぎ
伝説の実相
それ鷹
扶鸞之術
【内容】
山中の孤家でこの世ならぬ美女と邂逅する不思議を綴り、近代日本幻想文学の魁となった「対髑髏」。
浦島太郎の百代目の子孫が魔道に堕ちる奇想天外なファンタジー「新浦島」。そして、和漢の古典や東洋オカルティズムに関わる深遠な博識に裏打ちされた「怪談」「魔法修行者」他のエッセイまで。
泉鏡花と双璧をなす幻想と怪奇の巨人・幸田露伴の神髄を初めて一巻に凝縮した画期的アンソロジー。
【感想】
ひとことで表すとなかなか読むのがしんどかった。購入して読み始めたからには読みきる!という修行と化していたのが本音だ。漢籍や仏典の素養を活かした小説や随筆、考証で知られる作家らしいのだが、自分はそんな高度な教養など持ち合わせていないので。
明治・大正・昭和にかけての作品集なのだが、特に明治・大正時代は文体が古めかしく難解な表現が多く、読む目が滑りがちだった。漢文は苦手だったのだよ…。
蔵書(読了)の角川文庫 根岸鎮衛『耳袋の怪』のような不思議な怪異譚を集めたものかと思っていたのが甘かった。小説は一部で随筆や考証が多く、それが余計に読みづらかった。
【余談】
しばらくは近代ものはいいかな~。
まだ本棚に積んだままになっている本が何冊もあるので、少しづつ消化していかないと。と言いつつ、気になった本があるとまた買ってしまうのだが…。苦笑。
【リンク】