( …やっとふたつめ)
ミックスの試合に初めてチームの人に誘われたとき、 ○○さんにお願いすることにした。
残念なことに 「他の試合が入っているので また次回に」 ということで 断られた。
チームの人が 知り合いの人に頼んでくれて試合に出た。
それからしばらくして キャサリンと ダブルスの試合にデビューした。
その日のことは 昨日のことのように 今でも よく覚えている。
試合に行くバスの中で あの彼女に会った。
「どうだ!」 とばかりに 不敵な笑みをこちらに向けていた。
となりには あの 昔のパートナー ○○さんがいた。
2人で ミックスの試合に出ていた。
それから 2人が一緒にいるところを よく見かけた。
というか 一緒じゃないときを 見たことがないくらいだった。。。
しばらく 人に頼んでもらってミックスを組む試合が何回かあった。
「はじめまして!」 「また 機会があったらお願いします・・・」
そんな試合が・・・。
チームの パパさんに
「春堤ちゃんは 誰か組みたい人はいないの?」 と 聞かれ、 ○○さんと答えた。
「その人なら 今度 練習で会うから 聞いてあげるね!」とのこと。
でも、 返ってきた答えは・・・
「ミックスは嫌いだから絶対に出ませんと言われたよ」 だった。
その 練習会にも 彼女がついて来ていたことを聞かされた。
「春堤ちゃん ○○くんは ムリだよ。 あきらめた方がいいよ。」 とも 言われた。
「あの2人は いつでも どこでも 一緒なんだよ」 と。
練習をして 少しはまともにできるようになったら・・・。 と 思っていたのに・・・。
約束したのに・・・。 (よくある社交辞令だった?)
そんな思いから あきらめられず、 もう一度試合の時に電話をしてみた。 (携帯はないので家電話に)
本人は 留守で、 奥様が出られ、 名乗ると・・・
「あ~!! ○○○にいた!!(←会社名) いつも主人がお世話になってます!!」
これも 社交辞令だとわかっていても、 私は練習も一緒にしていなければ、試合にも出ていない。
ましてや いつも彼女が一緒にいるので しゃべったこともない。
よくないうわさが 耳に入ってくるため、
「外に出るのに私の名前を使われている?」
そんなことまで 考えてしまった。 やなやつだ・・・。 自分。
これ以降 ○○さんに お願いすることは 考えないようにした。
考えないことにした。 しまい込んだ。 閉じ込めた。 忘れようとした。
暇つぶしの うわさ話なんて くそくらえだっ!! (←すみません…)
2人を視界から外すようになり それからは ミックスを固定しないことを決めた。
「はじめまして! よろしくお願いします!!」 「ありがとうございました!」
これが お決まりの挨拶。
「次回も がんばりましょう!」 とは いつも 言えなかった・・・。
(まだ つづいちゃうんだな・・・ いいかな?)