12/7 夏井先生 冬の足湯
# 足湯人湯気に紛れて声高に
足湯の人たち、湯気で周りが見えないので、
自分たちも見られていないと思っているらしく
声が聴かれているのも気がつかないで
声張り上げておしゃべりに夢中。
# 足つけて湯の温もりに手まで入れ
足湯はやったことがないと最初に書いた。
これは想像。
もし足湯をやったら、
お湯の温かさに風呂嫌いも忘れて、
手までお湯に突っ込んで、湯をバチャバチャやるのではないだろか・・・・
# そっと歩く赤いモミジの毛氈かな
夏木先生のお題で紅葉の公園とかがあった。
あの時、黄色のイチョウの葉が地面に積もって
まるで絨毯のようで、
その上をそっと歩いてみたいと書きたかったのだけど
できなかった。
きょう、赤いモミジでスラっと出てきたのだけど、
どうでしょう、先生。
モミジの「の」だけでモミジが毛氈のようだと
わかるでしょうか?
# 青空や雲がとぶ飛ぶ冬一番
私は地上で風を感じなかった。
しかし、空の雲の流れの速いこと。
まさに飛ぶ感じだった。
それなのに、空は真っ青で、穏やかな日だった。
#澄み切った空に木枯らし雲が飛ぶ
同じ状況なのだけど、表現を変えてみた。
12/7 梅毒の話
ショックで考えてしまった。
梅毒なんて、結核以上に戦前の話だと思っていた。
でも、どこかで菌は生きていたのだ。
しかし、同じ時代ではない。
医者に行って治る病気なんだろうか?
エイズが始まったころ、
エイズは菌が体内に入らなければ感染しないと聞いた。
だからエイズの人の座った便器に座っても心配ないというのを聞いた。
しかし、梅毒と違ってと聞いたような気がするのだ。
この科学・医学の進んだ時代で、戦前とは違う。
ワクチン・予防接種の研究はしているのだろうか?
思い出した梅毒をテーマにした小説の一部。
日本人女性がロシア兵に侵されて、いつの間にか彼女は娼婦になってしまった。
彼女の中の静かな怒り。
梅毒になった彼女はだれにも内緒でロシア兵と寝続けて、
梅毒を感染させてやったという話。
ここだけが忘れられない。