6/18 世界遺産 メキシコ 水道橋
先週の世界遺産でインドサイを見てから、来週の予告をやった。
それがメキシコの水道橋だ。
画面で見る限り、ローマの水道橋みたい。
やっぱり元はローマの水道橋だった。
ただ、式を取ったのはスペインの宣教師だ。
メキシコはスペインに乗っ取られた。
でもスペインにもローマの水道橋があるし、
オーストリアかな、やっぱりすごい水道橋があった。
900メートルの長さで、高低差は50cm。
水を送るくぼみ?通路は25cm幅。
計算し、設計したのは宣教師のフランシスコ・デ・テンブレケさん。
メキシコにもピラミッドがあったなんて初めて聞いた。
そして、石を積み、接着する技術は先住民のものなのだ
すごいと思ったのは石を作ったり、彼ら特有のモルタルを使ったところ。
ここは火山岩が多いらいいけど、その火山だっけ?
その火山岩を粉状態にして、石灰をまぜ、さらにウチワサボテンの液を混ぜる。
この液は殺菌作用があり、草が生えたり、虫がつくのを防ぐそうだ。
もうひとつ、日干しレンガというのがあるけど、ここはちょっと思いだせない。
何の?泥?にワラみたいのや動物の糞も混ぜる。
型に入れて、それを抜いて日干しにすれば固いレンガができるのだ。
焼く必要がないほど硬いって、すごいです。
木で枠を作り、日干しレンガを積んだりしていくのだけど
中央にマリア様の絵を入れたものを東向きに配した。
朝日を浴びるマリア様の神々しさは先住民も信じただろうね。
外国に占領されたかもしれないけど、水不足の地に水道橋を作ったりした
宣教師の貢献はスペインに対する憎しみを緩和しただろうね。