8/24 シドニーの本を知った8月 シドニーと出会った8月
友達が読んだ日本の週刊誌を置いて行った。
夏の暑い日、その週刊誌でシドニーシェルドンの英会話コースを見つけた。
さらに数日経って、リヴォリ通りの英国の本屋で
このシドニーの本コーナーを見つけたのだ。
私は薄い本を手に取った。
表紙は若い女性の首に赤いリボンが結んであって
なまめかしいけど、それは死体だった。
Bloodkine、血統、血筋と私は解釈した。
読む気になったのでもう1冊は厚いのを選んだ。
Anotherside of mirror
カガミの向こう側と私は解釈した。
帰宅してすぐ読み始めると、血筋のほうね、これがおもしろい。
辞書は要らないは嘘だけど、わからない単語は飛ばしても
面白くて最後までまもなく読み終えた。
終わるとなんの迷いもなく2回目を読み始め、
一息ついたのは10回くらい繰り返したあとかもしれない。
私は彼に書かないととシドニーに書いた。
返事はじきにきた。
日本にいい思い出があると言っていた。
こうやってシドニーとの文通が始まって
帰国した後もそれは続いた。
シドニーは確実に彼に届く出版社の住所も教えてくれた。
こんな人、めったにいない。
英語を始めたいという人がいると彼の本を読むのを勧める。
難しい単語を使わないのでそのまま身につく感じ。