三角点について

2013-09-25 10:13:22 | Weblog

三角点とは三角測量を行う際の基準点のことです。


三角点は、山の頂上付近や見晴らしのよいところに設置され、経度、緯度が正確に求められています。
地図の作成はもちろんのこと道路の建設、都市の開発などの公共事業を行う際にはなくてはならないものです。
三角点には、一、二、三、四等の種類があり、全国に約100,000点設置されています。
                                          (国土地理院HPより)

山に行ったとき三角点を見つけていろいろ考えるのもいいものですよ。
  簡単に方位が分かります。
  等級により重要度が分かります。
  本当の住所が分かります。
  本当の山の名前が分かります。
  などなど

十字は、東西南北を示します
    東面 「基本」  
    西面 「国土地理院」又は「国地院」
    南面 「(一等~四等)三角点」 (誤った埋設もあり、要注意)
    北面 標石番号(四等 6桁 2段書き)

我がホームグラウンド 仙人ヶ岳はどうでしょうか

   

山 名  仙人ヶ岳
基準点  朝日岳
コード  TR35439532201
等 級  3
地形図  宇都宮−桐生及足利
緯 度  36°26′11″.9883
経 度  139°24′03″.0333
標 高    662.92 m
状 況    基準点:正常 / 成果:正常
住 所    群馬県桐生市菱町五丁目字朝日沢927番3

基準点の名前は朝日岳になっています。双耳峰なんですね。
休憩場所にした分岐指標のある場所がもう一つの峰なんでしょうね。
三角点の住所は群馬県桐生市ですよ www
菱町ですよ。良かったですね。菱町のみなさん www

山の名前も結構いいかげんなんですね。
分岐指標のある場所を東仙人ヶ岳と呼んでいる人もいます。
地元では朝日岳ではなく朝日沢山です。前仙人ヶ岳は仙の沢です。
こういった事知っていないと山の標識でとまどうことがあります。
鳴神山に行ったとき鳴神山の名前がなくなり桐生岳になっていたときはちょっと焦りましたからね。
鳴神山には三角点はないそうです。双耳峰の仁田岳にあったらしいですが無くなってしまったらしいです ><

仙人ヶ岳の三角点でちょっと気になっているのは金色のメタル状のモノが貼り付けてあることです。
何でしょうね。(写真で十の 右上)
 

 三角点についてはおもしろいことがあります。
一等三角点で一番高いところにあるのは南アルプスの赤石岳です。富士山じゃないんです。富士山は2等三角点です。

こんな風に調べてみるのも山行の楽しみですよ ^^

 


 


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