雲の向こう

風任せシャッター任せ

WG-4

2014-09-10 16:08:37 | 日記
後生大事に一眼レフを抱えて山に登っていた。
OLYMPUSのE-5という全天候型に近いカメラだったが所詮「防塵防滴」であって「防水」では無い。
水圧が掛かれば浸入するしそうなったら修理代もバカにならない。
以前、埃だらけになったのでキッチンでまる洗いしたら背面ボタンが誤作動し焦ったことがあった。
たぶんボタンの内側の接点に水が入り悪さをしたのだろうがしばらくして完全に乾燥したら正常に戻った。



つい最近沢登りにE-M1を持ち出したが、滝の前でパチリ→すぐにビニールに入れてザックにしまい、次の滝でまたパチリ。これでは全く捗らない。
やはり沢では「完全防水」でアチコチぶつけてもタフなカメラが良い。
私は根っからのOLYMPUSユーザーなのでTG-3を狙っていたのだが値段が高い。
たかが「コンデジ」に大枚を叩くのもシャクなので値段が下がるのを待っていたが、このテは次期機種が出る頃には店頭から姿を消してしまい結局買いそびれることになる。
それでToughシリーズに負けない機能を持った機種が出ているならWebで性能比較をしてみることにした。

「WG-4」
モノはPENTAXのWG-3と同じらしいがRICOHブランドだからかGPS機能を付けても諭吉が2.5枚程度。
カラビナ付…と言ってもこれは「ナスカン」というオモチャではあるが。
だけど見た目がアウトドアっぽくしかもレンズが本体の真ん中にあるのが気に入った。
カメラはやはりド真ん中にレンズがなければいけない。

使ってみるとコンデジ共通の背面液晶を見ながらでOVFに覗くのに慣れた身にはイマイチ馴染めなかったが沢で記録を撮る程度ならこれで十分だとおもった。
オモチャのカラビナでもハーネスにぶら下げれば携行も楽そうだし。

お盆休みに一泊程度の沢登り山行を企画してが今年は例年になく悪天が続いた。
仲間達は剣の合宿に出掛けていて私は何だか置いて行かれたような気分になってニョーボと何処か山の空気に包まれてシュラフにくるまりたくなったので計画を温めていたのだがこの天気ではしょうがない。


水根キャンプ場先より入渓




水量が多く水も冷たい







一日だけ好天が予想されたのでWG-4の試写を兼ねて奥多摩の水根沢に出掛けることにした。
今年の大雪の影響からか沢は倒木で荒れていたが水量の多いこの渓は夏の暑さを忘れるには恰好の山行となった。
一箇所だけ巻くのに急斜面の泥壁でヒヤヒヤしたが後は何の問題も無く沢登りの楽しさを満喫した。
ついでにWG-4の試写だが、まぁ所詮コンデジなので画質は期待していなかったがやはり「それなり」の絵を吐き出せるに過ぎなかった。まぁ記録用のカメラと思えばそんなモノだろう。


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