生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

弱アルカリ管理の復習 ①

2021-04-15 | 体調管理
***2月以降、記事を書いてアップしてないものが溜まっていたので、順にアップしていきます。時系列がずれる部分があったらごめんなさい。***
***4月の注意点もクリニックでは配っているので、そのうちアップされると思います。***

1~3月の注意点にも挙げているように、この時期は毎年、潜在感染源を騒がせる=体を酸性に傾かせる引き金がたくさんあります。

そのためにすべきは何でしょうか?
答えは一つ、弱アルカリ体質を自分で維持する事です。

これは今現在いろいろな問題・不安を抱えて困っている人だけでなく、一生自分のやりたいことをしたい人、楽しく幸せに過ごしたい人、病気と無縁でいたい人なら、一生を通じて気にしておいてほしい事です。

本当に悪くなってから考えても、行動しても、回復までにより時間と費用を要します。
体質改善というものは、何もないときから、何かあった時のために備えておく「防災」と同じです。
何かあった時に後悔しないよう、当院では思い立った時からすぐにできる将来に向けた健康管理のお手伝いができればと考えています。

自己管理の方法もいろいろありますが、まず一つ挙げるとするなら尿pHをみておくことです。
とりあえず必要なのは尿pHを測るテステープだけですから、難しいことはないと思います。

前日の生活において何か足したり引いたりすべきことがあれば、翌日の朝一番尿のpHは7.0~7.4ではないはずです。
私が使っているpH用紙は、セロテープのようなロールタイプのもので、増田カイロでもお分けしています。
pHチェック用紙

唾液pHは直前に食べたものやマウスケア用品によって変動しますから、余分な補正がされずかつ意図的な関与ができない尿を使った方が確実です。

血液データは、ホメオスタシス(身体恒常性=いつも同じ状況を維持するための自動調節機能、いわば自動運転車のようなこと)という身体機能のおかげで、酸性に傾いたら、自動的に弱アルカリ(血液pH 7.4 )に調整されています。弱アルカリ化に必要な栄養素(特にタンパクやミネラル)が十分足りていればそれを用いて調整してくれるからいいのです。しかし弱アルカリ化に必要な栄養素が十分足りなければ、すでにある骨・筋肉・細胞から勝手に貯金(カルシウム・タンパクなど)を下ろしてそれを元手に弱アルカリ化しているのです。

通帳にこれだけあると思っていたのに、ちっとも入ってなければビックリですよね。
そういうことが酸性化要因(糖質過剰・化学物質汚染・重金属汚染・電磁波過剰・ストレス過剰など)の多い現代においては、誰の体でも起きています

現代において、母体がすでにその状態(酸性体質)ですから、子供も生まれる前から酸性体質です。
妊娠前・妊娠期間中にお母さんがよほど食事・生活管理をしていなければ、現代においては生まれる前から酸性体質(病気予備軍)の子ばっかりなのですいつ・何を引き金に・どこに問題が発覚するか、ただその違いです。

その結果として、10~30代のがん患者の増加、花粉症・アレルギー疾患の増加、発達障害の増加、先天性疾患の増加、子供の糖尿・高血圧の増加、化学物質・電磁波過敏症、うつ・ひきこもり・自殺のような心身症の増加、いろいろな理由によって学校や仕事に通いたくても通えない若者の増加など、本来病気と無縁であるはずの30代までの人々にも多くの問題が起きています。それは突然来ますから、自分は関係ない、なんて思っていたら大間違いです。

自己管理を推奨する藤川医師が指標にする採血データ「BUN20+フェリチン100」、そして「朝一番尿のpH7.2前後」
これをクリアしている人は心配ないと思いますが、これまで自分のことに何も気にかけてこなかった人に、そんな人はまずいません。

学校でも、産婦人科でも、助産師にも、妊娠前・中・後の健康管理がどれだけ大切かを具体的に教えてもらっていないので、結婚前に、結婚後に、そして大事な妊娠期間中に弱アルカリ体質を意識している女性はいないでしょう。もちろん男性も
ここで何らかの手を打たないと、少子化問題も並行していますから、日本の将来がとても心配です。

今はコロナで受診控えがあるようですが、それまではどこも病院という場所は人であふれかえっていました。
しかし、考えてみてください。本来、病気の人が通う病院に人があふれている状況は、その国が病んでいることを意味しているのです。
病気になってからでなく、病気になる前に発症を食い止める医療、予防医学の分野にもっともっと国民・国全体がシフトしなければ、本当に日本の将来の担い手がいなくなってしまうかもしれないのです。

話は少し違うかもしれませんが、医療者の一人として、このコロナ禍において、受け入れ病院とそうでない病院の不平等さは、将来のためにも正すべき事案(保険診療の問題点)と考えます。将来同じようなことが100年後(?)に起こっても、子孫が困らないように。

話を戻すと、日本は国民皆保険があるために、保険が使える診療形態(病院・鍼灸整骨院など)は、病人を診れば診るだけ、薬を出せば出すだけ儲かります。
このシステムがある限り、保険が利く医療はその結果に関わらず国から守られていますから、医療費高騰は今後も続くことでしょう。
地域の病人が減れば減るだけお金が入る仕組みに国民皆保険を変えない限り、日本の検査・薬漬け医療と対症療法的医療は変わりませんから、今後も若い世代への保険料負担は大きくなる一方と考えられるのです。

患者さんのためといっても、医学における標準治療(薬物・手術・放射線)はすべて酸性体質の人を増やす行為です。
抗ガン剤やその副作用で亡くなることは少なくないのですが、抗がん剤もステロイドも、そして日常処方されている血圧・血糖・コレステロールの薬も全て「強酸性物質」です。それを使っているのに、同時に弱アルカリ化してないから、骨も筋肉もそがれ、自力で立つこともできなくなり、強酸性体質の結果として、内臓機能も免疫も低下してしまうのです。

病気=酸性体質なのに、「弱アルカリにもっていこう」という概念が、そもそも現代医療にはありません
昔の医療(薬がまだいろいろ開発できていないころ)には、重曹やクエン酸を使って弱アルカリにする医療(文化)がありましたが、今の医師は知りません。めまいや救急、一部の放射線検査時に「メイロン」(重曹水の点滴版)を使うくらいでしょう。
これだけ医療が進化してますが、保険制度が変わらない限り、予防という医学分野は割に合いませんから、医師のあいだで予防医学という分野は開拓されないでしょう。

酸性化要因の増大、および弱アルカリ化による体質改善・疾病予防という視点の欠如によって、もちろん40代以降の人においても「がん、心筋梗塞・脳卒中、認知症」のいずれかに人生の線路が伸びている状況です。だからこそ、いつ患者側に回るかもしれない誰もが、自分で自分をコントロールする術を身に着けておいていただきたいのです。

がん、心筋梗塞・脳卒中、認知症、その他すべての心身における健康問題のいずれも酸性体質の結果です。
酸性体質が長ければ、弱アルカリを維持するために骨破壊が進んでいるはずですから、程度の差こそあれ「骨粗鬆」といえる状態になっています。
ですから、大きな病気になる数年前には必ず「痛み・痺れ・骨折・皮膚/爪/髪の問題」といった骨粗鬆に準じたサインがあるのです。とはいえ、実際に骨粗鬆の検査をしても出ないことも多く、検査で出るならそれは至急対策せよ!というレッドカードです。

ほんの少しの変化が命にかかわる血液pHの変化は動脈血でないと測れません。それは普通に無理でも、静脈採血でAG(アニオンギャップ)による代謝性アシドーシスはチェックすることもできます。(医師の仕事ですから、一般の人はここまでしなくていいです。でも採血でAGなんて救急やICU以外ではほとんど診ませんね)

何を言いたいかというと、血液データやその他検査で弱アルカリかどうかを判断するのは難しいけど、朝一番尿のpHチェックなら誰でもできますよ、ということ。
だからこそ、あれこれする前にまず集中すべきことは、朝一番尿のpHコントロール、ということです。

朝一番尿のpHコントロールが弱アルカリで安定しているということは、そのために必要な「引き算・足し算」をしていることになりますから、おのずと血圧・血糖・コレステロール・各種血液データは整います慢性炎症も消失し、寝ている自分の免疫力・治癒力を呼び起こすことができますから、いろいろな不快症状や病理もいつの間にか軽くなったり、なくなっているのです。もちろん潜在感染源も暴れることができませんし、外からのウィルス・細菌・カビ・寄生虫などにやられることもありません

そうなれば例年の花粉症もびっくりするくらい軽く済みますから余計な薬は使わなくて済みますし、いつもマッサージや鍼灸カイロに通っている人もその必要がなくなります。痛くなければ、そのお金と時間を自分のご褒美に使えばいいのです。もちろんご褒美がマッサージだという人はそれでいいのですよ。価値観ですから。

またどんな薬も酸性化を促しますから、薬は必要な時だけ一時的に使うものが原則です。
慢性疾患で処方される薬(降圧薬・血糖降下薬・抗コレステロール薬・抗ガン剤・ステロイド剤など)はみなかなりの酸性です。これらの薬を使っている人は、薬と同時に弱アルカリ化を強化しない限り、酸性体質=病気体質まっしぐらなのは当然のことです。それを知らないのは大変怖いことだと思いますよ。

ですから、そうならないために、そうなる前に自分で朝一番尿のpHコントロールをすることが、最も自分の時間とお金を無駄に使うことなく、国の医療費削減に繋がる、誰にでもできる社会貢献じゃないのかな、と思っています。

必要な医療には国の保険(相互扶助)でしっかりカバーしたらいいともいますが、今国が投じている医療費のどれだけが、本当に国民全体が納得できる税金を投入すべき医療費なのか?ということをひとりひとりが考えられないと、コロナ問題で国も都道府県も予想外の大出費ですから、相互扶助だけではそろそろ無理があると考えるべきじゃないかと思います。それでもまだ余力があるというなら、もっと税金を引き下げる方向に動かないと、政治に主婦感覚がないのですから、構図としておかしいですよね。

話がずれましたので戻しますが、増田カイロでは皆さんに、昨日の自分・今の自分を自分で確認(反省)するために、どなたにも朝一番尿のpHチェックを「自分」でしてもらっています。そのバランスを整えるための自己管理ができるよう、栄養の無駄や外部の影響を取り除くための施術を行い、また日々自己管理ができるよう指導していきます。尿pHが常に安定していれば、またちょっと乱れてもだるまさんのようにすぐに戻すことができれば、バイタルサインも安定し、心身の体調を崩すことはありませんから。

その時には、自分が歩いている線路は「酸性体質」の線路じゃなくて、「弱アルカリ」の線路に切り替わったということになり、PPK(ぴんぴんころり)を終点に、自分らしい楽しい人生・時間だった、と思える最期を後悔なく笑って迎えられるでしょう。それが体質改善の最終目標です。


まず①では、朝一番尿のpHコントロールの重要性・必要性を繰り返し説明しました。
具体的な方法は、②以降をご覧ください。
斉藤記
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