私は野菜を食べられない子どもでした🍅🍆
- 茄子は舌が痛くなるから嫌い。
- 玉ねぎは口のなかにずぅっとにおいが残るから嫌い。ネギも同様。
- ピーマンなんざぁ食べ物とも思えない。
- セロリなんか一口食べただけでもう大騒ぎ!!
- 一握りの食べられる野菜はスープに入ってる白菜や大根・加熱したキャベツ・ニンジンの甘辛炒め・カリフラワー(withマヨネーズ)くらいでした。
そして何故か毎晩お腹を壊す子どもでした。
毎日寝る前にシクシク痛くなるお腹。祖母は毎晩お腹をさすってくれたものです。
🍆給食で困る
小学生になり、給食で困ったのは「どれが食べられるものかわからない」でした。野菜サラダに入っていたキュウリと生タマネギを、何であるか認識しないまま「ばくっ」と口に入れてしまい、その臭さで飲み込むことがどうしてもできず、吐き出すこともできず、そのまま帰りの会を済ませ、無言で帰宅してやっと吐き出したこともありました
しかもその臭さを「キュウリ🥒」が犯人と決めつけ、ずうっとキュウリも食べずに子ども時代を過ごしました😅
生タマネギを食べたのがこのとき初だったのですが、最悪な印象でしたね。しかもキュウリは完全なるとばっちり🥒(カワイソウ)
この極度の野菜嫌いをなんとかしようと、毎回工夫に工夫を重ねていたのが、我が祖母ギンさんです。
たぶん🍅トマト🍅はどうにかすれば子どもが食べられる野菜と踏んだのでしょう。
トマトは野菜嫌い克服のための野菜ちゃん🍅です。
トマトは野菜嫌い克服のための野菜ちゃん🍅です。
祖母はトマトにありとあらゆる工夫をして生で食べさせようとしました。
とはいえ、当時はドレッシングもない時代です。
マヨネーズかけたり、お塩(最悪なことに我が家はアジシオだった)たっぷりかけたり、ソースもやったような気もする
もう・・・ギンさん必死!
ここまで来ると祖母の苦労がうかがえて気の毒になってしまいます・・・
祖母の数々の苦労の甲斐あって、なんとか一年生のうちに🍅トマトを食べられるようになりました。
もう・・・ギンさん必死!
ここまで来ると祖母の苦労がうかがえて気の毒になってしまいます・・・
祖母の数々の苦労の甲斐あって、なんとか一年生のうちに🍅トマトを食べられるようになりました。
たっぷりの砂糖をまぶせば・・・
(ギンさん頑張りました!)
(ギンさん頑張りました!)
そして私はこのころ、鼻血をよく出す子どもへと変わっていきました。
🍆毎日鼻血の子どもへ
あまりに鼻血を出すため、耳鼻科受診したところ、医師はこのように言った。「栄養のバランスが悪いのかもしれないね。
もっと野菜を食べなさい」
それを仏頂面で無言で聞くワタシ(-_-;)
しかし私は相変わらず食べる野菜を増やしませんでした。
家族からの「野菜を食べろ圧力」は日に日に激しくなっていきました
家族からの「野菜を食べろ圧力」は日に日に激しくなっていきました
🍆昭和お得意!残さず食べろの同調圧力😅
さて時は移り小学校高学年。「給食を食べ終わらなければ掃除をさせてもらえない」
という同調圧力((^^;)は私の学校にもありました。
いいかげん面倒くささを覚えた私は
嫌いな野菜は飲み込んでしまえ作戦に出ることにしました。
そうすれば、嫌な味を味わうことなく、しかも誰の目にも「食べた」と認識されるのです💡
こうして給食は克服することができましたが、家では居残りは無いですから、相変わらず野菜は食べませんでした。
🍆花粉症と喘息
そして小学5年生の2月、数日にわたる発熱と共に始まったのがスギ花粉症でした。最もその頃はまだ「花粉症」とは呼ばれておらず、「アレルギー性鼻炎」という診断名でした。次の年の同じ頃にはアレルギー性の湿疹も出るようになりました。
そして時はまた移り、中学生になると理性が働くようになってくる。
友人が「野菜美味しいよねー」と言ってバリバリ食べているのをみて、素直に「カッコイイ・・・」と思えるようになり、
「野菜は美味しい、美味しい、自分はなんでも食べられる」
と自己暗示をかけるようになり、そしてついに、どうにか野菜嫌いを克服して、本当に野菜は美味しいと思えるようになったのです。
すべての好き嫌いは高校入学当時にはなくなっていました。
そうして始まったのが、春の咳喘息でした。
私の症状の出始めと、野菜克服のタイミングがばっちり合致していると気づいたのは本当に最近で、斉藤先生に指摘されてからです。
🍆仮性アレルゲン/交差反応
トマトやセロリは花粉と交差反応を起こすことがあります。花粉を避けていてもトマトやセロリを食べれば「花粉だー!!」と脳が誤解してアレルギー反応を起こすことです。
逆にトマトやセロリを食べていなくても花粉を浴びると
「トマトやらセロリやら食べてるだろ!それお前アレルギーだからな!」
って身体が教えてくれる=アレルギー反応を起こす
ということです。
なぜかというと、その食物は花粉とすごーく似ているので脳が間違ってしまうからなのです。
また、ナス科🍆の野菜はヒスタミンやアセチルコリンといったアレルギーを起こしうる物質が多く含まれます。
それによってアレルギー体質でない人でも、アレルギー反応(仮)を起こす場合があるので仮性アレルギー、それを起こす物質が仮性アレルゲンと呼ばれます。
子どもの頃の私は、このような物質を野性の勘で退けていたのではないかと思うのです
嫌いなモノを克服する度に、何かしら症状を出してきたからです。
これ、はたしてこじつけでしょうか……?
対照的に子どもの頃から好き嫌いを言わず、良い子に野菜を食べていた兄はどうだったかというと・・・
がっつり小児喘息でした。
全ての好き嫌いがそうではないでしょう。
お子さんが好きだからといってチョコレートばかり食べさせていたら、コーラばかり飲ませていたら、それは確かに良くはありません。
そういう化学物質や砂糖だらけの食品以外で、
「身体に良い」と言われているもの、栄養たっぷり、良い自然の化学物質(ポリフェノールやらリコピンやら)たっぷりの野菜をお子さんが食べない場合、それは「アレルギーがあるのかもしれない・・・」と疑ってみても良いのかもしれません。
アレルギー検査(血液検査)も大いに参考になります。
今回の記事を書こうと思ったのは、私以外でも子どもの頃トマトを食べられなかった方が、あまりにも多かったからなのです。
まぁ昭和50年代までのトマトは足かに今ほどうまくなかったし。
そのような方は大抵今ではトマトが好きになっています。
そしてその殆どの人は花粉の時期に苦しい思いをしている人でした。
そしてそして、そういう人は十中八九トマトやリコピンに反応していました😅
ナカマガイパーーイ🍅(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)🍅
トマトが美味しく品種改良されたツケは、体調の不具合に回ってきているのかもしれません。
ちなみに佐藤先生は大人になった今でも🍅を食べません。
これが正解なんだろうなぁ、と思わずにはいられないのでした。
そして斉藤先生は子供のころ、ひどい電車酔いに対応するために食べさせられた梅干しが大っ嫌いだったそうです。
(でも梅酒の梅は大好きなお子ちゃまだったようですけどね・・・(^^;))
(でも梅酒の梅は大好きなお子ちゃまだったようですけどね・・・(^^;))
🍆結論
- 子どもが食べない物は無理に食べさせない(隠れアレルギーかも)
- 大人になった今でも、子どもの頃に食べられなかった物に注意せよ(特に花粉や黄砂等の体への負担が大きい季節)
- ナス科は特に注意しよう
うん、これに尽きるね♪
桐井 記
※参考記事:花粉?黄砂?カビ?それとも・・・ - 生活管理・日用品ブログ