きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

温かい環境~インクルーシブ公園~

2021-03-19 19:14:41 | 社会
埼玉県や川越市にも欲しい

「インクルーシブ公園」 藤沢に 障害ある子もない子も一緒に

03月19日 15時52分 NHKニュース

神奈川県藤沢市の公園に設置された遊具が、障害のある子もない子も一緒に遊べる遊具に交換され、県内で初めてとなる「インクルーシブ公園」として整備されました。

神奈川県内で初めての「インクルーシブ公園」となったのは、藤沢市の秋葉台公園で、今月13日から利用が始まっています。
藤沢市では、老朽化した遊具を取り替える際に、障害のある子を持つ地元の人たちの意見も取り入れながら検討を進めたということで、4つあるすべての遊具が障害のあるなしに関わらず子どもたちが一緒に遊べるタイプに交換されました。
このうち、滑り台や壁登りなどを楽しめる「複合遊具」は、車いすに乗ったままスロープで上まで登れる構造になっています。
滑り台は幅が広く、親が子どもを抱えた状態で、ほかの子どもたちと一緒に滑ることもできます。
車いすを使う2人の息子の母親の鈴木理恵子さんは「障害がある子もない子も関わり合うことで、公園が新しいかたちのコミュニケーションの場や地域づくりの場になってくれるといいです」と話していました。
藤沢市の鈴木恒夫市長は「みんなで楽しめるインクルーシブな公園ができたことで、公園全体の元気が増すと思います。気軽にいつでも誰でも遊べる公園に進化してほしい」と話していました。

藤沢市の秋葉台公園には、ほかにも8人乗りの“スイング系”の遊具もあり、スロープから車いすに乗ったまま乗り込むことができます。
外から押し引きすることで遊具全体がゆっくりと横に揺れる仕組みで、複数の子どもたちが協力して遊べるようになっています。
また、ハーネスのついたブランコもあり体がしっかり固定されるため、小さな子どもや体幹が弱い子どもでも落ちる心配がないということです。
藤沢市では、遊具の使い心地などの意見を聞きながら、幅広い人が楽しめる公園になるよう整備を進めていくことにしています。