きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

マルトリートメントについて考える2

2018-11-11 19:52:29 | 教育
◇夫婦仲の余波
 子どもが生まれてから夫婦仲が冷えるケースは多いもの。子どもがいなければすぐ離婚できるのに、と心の中で思っていることが、口から出てしまっていませんか?

「あなたがいるから離婚できない」
「あんたのためにパパと別れないのよ」

といった言葉は、言葉で子どもに暴力をふるうようなものです。

親の方にも、未熟な面や、解消されていない自分自身の子ども時代の傷があるのかもしれません。根は深いかもしれませんが、夫婦の問題の責任を取らせるようなことを、子どもにしないであげてください。

◇命令や指示
 親がよかれと思って言うことでも、子どもから主導権を奪う声かけは要注意です。

たとえば、子どもの宿題や自由研究に口を出す親の心理、わからないではありませんが、百歩譲って、子どもはあまり楽しいとは思わないでしょう。

それどころか、もし子どもに少しでも自分でやってみたいことがあったとして、それを親が否定して、親のやり方を押しつけてきたら、どうでしょうか。子どもの自尊心はズタズタです。

どうしてもひと言、言いたいことがある場合は、命令や指示という形ではなく、「~してみたら?」といった提案の形を取ってみるといいかもしれません。

◇不必要な質問
 「どうして」「なんで」から始まる質問を、無意識のうちに連発していませんか?

それらの質問は、純粋な質問というより、たいていは子どもがやった、もしくはやろうとすることに対する非難を暗に言っている場合が多いもの。

子どもから返ってくる返事があいまいだったりすると、親はさらに質問してしまったり。

それは質問というよりすでに詰問です。子どもは、自分の考えを否定されているような気持ちになるでしょう。


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