きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

マルトリートメントについて考える1

2018-11-10 21:07:39 | 教育
なにげない言葉が子どもの脳を傷つけている「それだけは言っちゃダメ! 」な言葉とは


 親の言動は親が思う以上に子どもの脳に影響を与えています。もしも、子どもの脳が変形するほどの影響を与えているのが親だったら・・・?

たとえば、子どもがなにか失敗した時、「だから言ったじゃないの」というような言葉をつい発してしまったことはありませんか?

悪気はなくても、軽い言葉でも、そういった言葉が習慣になり、頻度が増したら、それはマルトリートメントにあたるかもしれません。

マルトリートメントとは、「不適切な養育」と訳され、子どものこころや身体の健全な成長・発達を阻む養育をすべて含んだ呼称で、虐待とほぼ同義ですが、子どものためを思ってしていることが、実はマルトリートメントに該当することも少なくないのだとか。昨年出版された、小児精神科医で脳研究に取り組む友田明美さんの著書『子どもの脳を傷つける親たち』に、マルトリートメントについての実態が詳しく書かれています。

驚くべきことに、研究の結果、親からのマルトリートメントによって、物理的に子どもの脳が変形するということが明らかになったというのです。

脳とはつまり、心です。

心の傷は肉眼では見えませんが、その影響は、学習欲の低下や、非行や精神的な病といった形で現れる場合があります。また、自己肯定感が低く、どこか生きづらさを抱えたまま大人になる可能性もあります。

マルトリートメントの種類によって、傷つく脳の場所が異なることもわかってきました。

今回は、心理的・精神的なマルトリートメントについて、取り上げます。エスカレートすると、差別や脅し、罵倒を繰り返すなど、言葉による虐待ともいえるかもしれません。

自分のなにげないひと言が子どもの脳を傷つけていないか、まずは普段の言動を振り返ってみましょう。


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