近ごろ詠春拳の道場内にオープンした「功夫厨房(カンフーキッチン)」。 場所は「接筵」の入っている港ビル3階だ。 北門通りの「美楽一杯」に登るときのようなワクワク、ドキドキするような階段を昇っていくのだが、こんな先に店があるのかと誰もが心配するはず。 おでんセンター(大船)の場合は、怪しい階段の上り口に看板やら提灯、大きなメニュー写真などが出ているし、第一、直線的な階段なので終点が見えているので、一応の安心感はある。 だが、こちらは中国武術の道場の案内板に張り付けられた紙製のメニューだ。 しかも手書き。 「大丈夫か?」と普通は思うだろうね。 最初に訪問した時のメニューが、見出しの写真である。 そして数日後はこうなっていた。 看板に直貼りではなく、段ボールの下地に張り付けている。 当初は黒一色で小さくて分かりづらかったのだが、全体的に文字を大きく表示し値段を赤色にしている。 そして先日の昼。 いよいよ写真入りのメニューになった。 しかもパソコンで作ったみたい。 さて、どれを食べようかと眺めていたら、お店のおネエサンがリングを回しながら近寄ってきた。 「なんですか、それは?」 「カンフーの訓練用の道具なんです」とおネエサン。 「やってみますか?」なんて勧められて6本ほど持って振り回そうとしたが、結構重い。 路上での訓練は諦めて、食事をするため3階へ昇る。 2度目なので安心して上がっていく。 これが木人だ。 横にはお面も。 棺桶に入った骸骨。 そして、なんといっても嬉しいのが禁煙マーク。 当然といえば当然だよね。 ここは詠春拳の道場内だ。 師父が作る健康重視の薬膳料理がメインなので、禁煙というわけだ。 注文した拉麺ができるまで、こんな雑誌を読んで待つ。 肘を動かさず真下に打つ、そんな技を解説している。 ここはラーメン屋とは違って、1杯の麺を作るのも大変そう。 けっこう時間がかかって出てきたのが、これだ♪ 功夫牛薬膳拉麺。カンフー牛薬膳ラーメン♪ 前回は食後に持って来てくれた爪楊枝、今回は料理と一緒に運ばれてきた。もちろん容器に詰まったものではなく、一本! それも尖端をアルミホイルで包んでいる♪ いかにも道場らしいではないか。いいね♪ 拉麺のアップ。 麺が見えない! 牛肉の他に人参、昆布、モヤシ、厚揚げ、ゆで卵、パクチーがトッピングされている。 グルリと回してから食べてみる。 スープは素材から出た旨みがタップリ。余分な化学調味料など、一切感じない。 どこか、あの食べるスープの店「大喜」に通じるところがある。 麻辣味や激辛、化学調味料を使った濃い味に慣れている人にとっては、薄いと感じるかもしれないが、これは素材本来の味が染み出ており、しかも健康に良い拉麺だと思う。 ニンジンも皮を剥いていないよ。この野菜は皮の裏側に栄養と旨みがあるというから当然だよね。 昆布はやわらかく煮込まれていて滋味タップリ。 もちろん牛肉も美味しい♪ おネエサンがこんな段ボールをぶら下げていた。 出前もできるそうだ。配達範囲はこの周辺だが、詳しくは店に聞いてみてね。 ま、この日は具材たっぷりの拉麺を食べて満足したので、次回は「一撃炒飯」とデザートにも挑戦するかな。 お勧めです。 でも、カンフー道場の中で食べるということもあって、観光客など怖がって入ってこないらしいね。 食べるスープの店「大喜」は残念ながら閉店してしまったが、こちらは永く営業を続けてほしいものだ。 錢氏詠春 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
お店なので長続きしてほしいですよね。
料理の方もかなり優しい味で、手料理的な
良さがあると思いました。
ただ、師父が一人でがんばって時間をかけて
料理を作っているので、複数人が同時に入って
別々の料理を注文するとかなり厳しいかな、
と感じました。
行ってみる価値が、充分にあるなぁ。
なんとかしなきゃ。
そういえばシルクロードの武器屋さんのレポはされましたっけ?
それにしてもこの面は好みドストライクな面持ちです。
たしかに、こういう店は初めてですね。
おっしゃる通り、大勢のお客が同時に入ると厳しいでしょうね。
だかれ席数も少なめなのかもしれません。
全部試してみたいですね。
スイーツも、カンフーも。
怖くて入れません。
代わりに入ってレポをお願いします。
功夫厨房のおネエサンも美人です。
次回の中華街訪問時には絶対に行ってみたいですね。
一撃チャーハンって、どんなやつだろう。
たしかに三階にあって、細い階段だとおじけづいてしまいそうです。
金陵の二階なんかも、しらない人はちょっと入れないでしょうからね。
メニューにない肉燥飯があったので頂きました。
まさに滋味溢れるいい味でした。
師父の出演したドラマの動画も見せてもらいました。
目鼻立ちがキリッとしててイケメンですよね、師父。
「金陵」の2階なんて、普通の人は入れないでしょうね。
まさか、ここで食べられるとは思わないですし、
なんか入りづらいですからね。
でも、こういう店が好きです。
メニューにない肉燥飯・・・
そんなのを食べてきたんですか!
美味しかったんでしょうね。
動画も見せてもらったとか、いい体験でしたね。