![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ec/5eaf6b1db25ead6b43399b871fe8a6ef.jpg)
先週の「一楽」では週替わりランチに韓国料理が出ていた。 「牛スネ肉のソルロンタン風クッパ」だ。 ソルロンタンというのは、ウィキペディアによると…… 韓国の代表的な料理のひとつ。牛の肉・骨を長時間煮込んで作る、乳白色のシンプルなスープ料理。似た料理としてコムタンがあり、両者とも長時間かけて煮出したスープではあるが、コムタンと比べ骨が多く入っており、骨髄まで煮出され白濁しているのが特徴。 食べ方は、茹でてスライスした肉類、素麺などを入れた器に、できあがった乳白色のスープを注ぎ、薬味の刻みネギを乗せて白飯とともに供する。 調理時にはほとんど味付けを行わず、食卓で塩・コショウ、粉唐辛子などを加え、好みの味に調節して食べる。副菜として、特に大根のキムチ(カクトゥギ)が欠かせないと言われる。白飯やゆでた麺を入れてもいい。 「一楽」の従業員の中に韓国出身の方がおられるので、たまにこういう料理が出てくるのだ。 ![]() この日のスープ。穏やかでまろやかな味わい。寒い日にピッタリのスープである。 サービスでいただいたキュウリの糠漬けが、またいい味を出している。これは白いご飯と共に味わいたものだ。 さて、「牛スネ肉のソルロンタン風クッパ」だが、運ばれてきたときは冒頭の写真のような状態だった。 牛スネ肉の上に赤いものがのっている。どうも唐辛子らしい。 これは全体をかき混ぜる前に、スープだけ味わっておこうと思い、レンゲですくって口中に。 コクがあって深い旨みを感じる。少し食べたところでご飯と一緒に賞味すると、鼻腔を韓国の風が吹き抜けていった! 旨し! ![]() 続いて、牛スネ肉の上にのっている唐辛子を崩しマゼマゼすると、こんな状態に。 白濁したソルロンタン風スープが赤く染まってしまった。 食べてみると、それなりに辛くなっている。こうなると唐辛子の自己主張が滋味深いスープに勝る。 唐辛子を別添えにして、自分で調節できるようにしたら、さらにいいクッパに仕上がったのではないだろうか。 そのようなスタイルでもう一度食べてみたい。 ![]() とはいえ、唐辛子の辛さもほどほどでったので、結局は最後まで飲み干してしまった。 ![]() 〆は、いつもの杏仁豆腐とコーヒー。 そして、オマケにいただいたリンゴ。 ごちそうさまでした。 ![]() こちらは先週の「獅門酒楼」。 統計を取っているわけではないからよく分からないのだが、どうも金曜日はこういったポタージュ系のスープが提供されているみたいだ。 ![]() この日もかなり混んでいて、われわれは2階に案内された。 テーブル席に着き、ふと向かい側の台湾のお茶屋さんを眺めると、なんと2階にお客さんの影が! 開店以来、初めて見る光景である。 ![]() この日の日替わりランチ、「牛バラ肉と冬牡蠣の四川風辛し煮込み」である。 四川風とあるが、それほど辛くないので、牡蠣の風味を損ねることなく、美味しい鍋料理に仕上がっていた。 これなら辛いものが苦手な同行者でも食べられる。 ![]() そして週替わりランチから「海老、冬牡蠣、アサリと豆腐の上海蟹味噌煮込み」。 こちらも牡蠣が参加している土鍋煮込み料理だ。味付けは蟹味噌が入って濃厚な感じ。 エビ、牡蠣、アサリ、蟹味噌… 貝類、甲殻類のオンパレードだ。 最後の汁まで啜って完食! ![]() 〆はいつもの紹興酒ムースとコーヒー。 ごちそうさまでした。 ![]() 「獅門酒楼」の2階の床はフローリングなんだよね。 こういう店では、たいていの場合、美味しい料理が食べられることが多い。 しかも「安記」とか「翠香園」とかのように、歴史の古い店であることも多い。 例外的に食べるスープの店「大喜」は新しい店であるが、ここもなかなか美味しいよ。 今後は、料理店に入ったら床材もチェックしてみようね。 ![]() |
韓国の方は牛肉料理が上手いですね。
自分はあまりいただきませんが、焼き肉以外の牛肉料理は好きなんです。
かなり効果ありそうですね。
はい、そのように思っております。
箸とか食器とかもね。
牡蠣と牛バラ肉が半々でした。
クッパは牛肉よりスープが良かったです。
蟹味噌煮込みは美味しかったですね!
また出してほしいくらい。
そうですね。風邪をひいたときにはソルロンタンですか。
中華粥もいいですよね。
羨ましいです。
また食べにいけるようになりたいなあ。
残念なご報告なのですが、
食べるスープの店「大喜」さんが
2月で閉店されるそうです。
店内に張り紙がありました。
残念です。