香港路の名店「龍龍」が消えてしまった。何があったのか分からないが、ここのランチは美味しかったし、お客さんに対するサービスだって申し分なかったのに…。どうしちゃったんだろうね。 その跡地に4月17日、オーナーシェフの店「許厨房」が登場した。オーナーの名前は許耀庚さん。陽華楼南門城、揚州飯店で総料理長を務めてきた方である。 オープン初日からランチを提供しているというので行ってきた。 着席するとすかさずお姉さんが寄ってきて、メニューブックを置きながら「本日のランチです」と、もう一枚のメニューも出してくれた。平日ランチのような安いものより、値段の高い一品料理を注文してほしくて「ランチメニュー」の存在を教えてくれない店も多いなか、これはなかなか好感が持てる応対。 店内に軽く流れるBGMのジャズと相俟って、期待感が高まる。 〔ランチメニュー〕 1.ヒナ鶏の醤油煮 2.エビ玉、カニのあんかけ 3.許特製麻婆豆腐 4.ホタテのピリ辛炒め 1~3番が630円。4番は840円。だいたい香港路価格である。しばらく迷った末、1番を注文。 料理が出てくるまでの間を利用して店内を観察する。まず、気がついたのは灰皿がないこと。禁煙なのかどうか聞きそびれてしまったが、少なくとも同店のタバコに対する姿勢が伝わってくる。 フロアで働く人の数は4,5人だろうか。この規模にしては多いかもしれない。もっとも、オープン直後ということで、一時的に親戚一族が手伝いに来ているのかもしれないけれどもね…。 さて、肝心の料理だが、イメージとしてはアツアツで醤油まみれの鶏肉が出てくると思っていたのだが、意外にも冷菜が運ばれてきた。これはこれで美味しかったのだが、この店の味を知るにはちょっと選択を誤ったかもしれない。 隣席のお客さんが食べているアツアツの「あんかけ」が、やけに美味しそうだったなぁ…。 料理に関してはあと数回のランチを試してみたいと思うが、何より感動したのはご飯の美味しさだ。 旨いじゃん! 中華街ランチのなかで、こんなに美味しいライスに出会ったことがあっただろうか。これまではボソボソだったり、冷えていたり、ネチョネチョだったり、あるいは布巾の臭いがしたりと、結構、ライスに関してはいろいろな想いがあった。 そんななか、ここのライスは相当にレベルが高いのではないか。今回は冷たい料理を選択してしまったが、次回は暖かい一品を注文し、この店の“味”を、ご飯とともに確認してみたいと思っている。 〔お店データ〕 ■店名 中華料理 許厨房 ■住所 横浜市中区山下町 ■電話 045-633-3178 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
ご飯は手抜きする店が多いので、
ご飯が美味しい店は貴重ですね。
タバコの方は禁煙というわけでも無さそうです。
先日通りがかった時に中で吸っているお客さんが
いるのをちらっと見かけました。
お店の広さは龍龍とかわらないので、
隣で吸われたら厳しそうです。
てみたものの、食指が動かされるようなものがなかったので、結局入らず
じまい。萬和楼に行っちゃいました。
メニューの1ページくらいを割いて、個性的な小菜を入れてもらえたらい
いなあ。
やっぱり喫煙可なのですね。あのテーブル間の狭さでタバコを吸われたらたまらないですね。もし、そんなことにでもなったら、多分、足が遠のく。
◇陸羽さん
個性的な小菜があるといいですね。久しく「萬和楼」に行ってないなあ…。近いうちに行かなくちゃ。
美味しそう、店員さんもやさしそうな方がお掃除してました
コース料金もお手ごろ価格でしたね
今日は食事出来なかったので、日を改めて行きたいと思います
周りは激安店や食べ放題で大変だけど、頑張ってほしいですね
お替わり自由のランチのご飯ですが、メニューによっては料理のボリュウムが少し足らないかも。
確かに優しそうです。これが最初だけでないことを願います。
香港路で続けていくのは大変でしょうけど、頑張ってほしいですね。
喫煙者は2階ですか。分煙なのですね。それはそれでいいことだと思います。
ランチはたしかに、ボリュームが問題です。今回の鶏肉も、中に骨があるため、肉の分量からすると、ちょっとね・・・。小食、減量中の人にはいいけど。