今日はカレーの歴史を少し振り返ってみよう。 まずはカレーの発祥地だ。これは皆さんご存知のインドである。それがどのようにして日本に伝わってきたのだろうか。 インドと日本の間に入って橋渡ししたのがイギリス。18世紀末、インドを植民地としていたイギリスのベンガル総督が、カレースパイスを自国に持ち帰り、小麦粉でとろみを加えたカレーを開発している。 1859年、横浜が開港すると、大勢のイギリス人たちが日本にやってきたが、その時カレーも一緒に入ってきた。やがて西洋野菜の栽培も始まり、いつしか日本のカレーには玉ネギ・ニンジン・ジャガイモが具として参加するようになったのである。 この日本のカレーライスを見たインド人が「これは何という料理か?」と聞いたという、まったく嘘のような本当の話があるそうだ。それくらい、日本のカレーとインドのカレーは趣きが違うらしい。 いまやラーメン・コロッケと並んで日本の3大国民食ともなったカレーライス。いつ、どこでも食べられるということで、当然、中華街の中でも食べることができる。しかし、それはカレー専門店や洋食屋さんではなく、いくつかの中華料理店で味わうことができるのだ。 そこで先週食べたのが「同發本館」のカレーライス。(840円) 具は豚肉と玉ネギのみ。洋風日本食としての玉ネギ・ニンジン・ジャガイモ入りのカレーライスとはちょっと違う。 このシンプルな具材をカレー粉と小麦粉と唐辛子、塩などを使って調理しているようだ。日本蕎麦屋で出すカレーライスと、どこか似た雰囲気があるのだが、やはり基本は中華なのだろう。ボリュームもあって、なかなか美味しい。 脇に添えられているのは、ワンタン。2個入り。こちらも穏やかな味わいだ。カレーで辛くなった口中を一瞬にしてやわらげてくれる作用もある。 ジャスミン茶だけではなく、カレーライスを食べるからには水も必要だろうということで、別に頼まなくたってコップが出てくる。こんな心配りが嬉しい。 ちなみに、ここのカレーライスはメニューに載っていないので、そのつもりで。 ←美味しい横浜中華街カレーにバンザイ! |
ここの辛いですか?
の海鮮カレーは絶品でした。
それと、香港福臨門の牛バラと大根のカレー煮
は流石でした。
辛いです。結構、汗が吹き出てきますから。
香港の「金牛」のカレー(?)、牛バラと大根のカレー煮、きっと美味しいんでしょうね。私は行ったことありませんが。
夜や休日もやっているといいんですけどね。
平日ランチ限定ではないと思います。メニューにないんだから。休日に注文してみてください。
もっと影響を受けていてもよさそうなんだけど、実際はイギリス経由の
カレーなのが興味深いところだね。
香港にいくと、よく行く洋食屋さんがあるのだけれど、羊肉のカレーラ
イスが好きだなあ。ココナッツ風味でね。牛バラもいいんだけど、やっ
ぱり羊肉だな。
香港の洋食屋かぁ、いいなあ。行ってみたい…。
羊肉のカレーを食べに。
結構マイルドだったイメージが。
もうそれこそ四半世紀も前ですので^^
それっきり食べたことがないんですよ。
横浜中華街で食べてみたいんですけど…つい他のものを食べちゃって。
滅多に行きませんからねぇ。
そうなんですよね、毎日行ける人はたまにはカレーライスとかトンカツなんて選択肢もあるけど、滅多に行かない人はどうしても中華になってしまいます。
仕方ないです。