北門通りの「異人茶屋」で、こんなメニューが出ていた。この店の前はあまり通る機会がないので気がつかなかったのだが、結構前からこれを提供していたようである。 紅南乳ポーク。 豆腐を紅麹で発酵させた中華食材の紅南乳で煮込んだ豚バラ肉だ。 これで600円ならお得なランチだと思う。 店内は、こんな感じ。 ウィーンのカフェか宮殿の納戸にでもいる気分になる。 手前が禁煙席、ガラス戸の向こうが喫煙席。 この日のお客は私一人だったので、完全な貸し切り状態だ。 ロココ調の室内、座り心地の良い椅子、軽く流れるBGM、壁に架けられた古い写真…料理が運ばれてくるまでの間、眼や耳を楽しませてくれる。 これが1日限定20食という紅南乳ポークだ。ライス(こしひかり)とミニサラダが付いて600円! でも、表に掲示されていた写真とずいぶん違うんじゃない? 肉をカットしているから容貌が異なるのかもしれないが… そしてご飯がちょっと硬めだ。 せっかくのコシヒカリだというのに、これはもったいない。 と、思ったのだが、お店の方が言うように、ご飯にこのタレをかけて食べると、ちょうど良い感じになる。 よくドンブリ物のご飯は硬めに炊くというけれど、たしかにこれはご飯と料理を別々に食べるのではなく、タレをぶっ掛けていただくものらしい。 いい味である。肉も充分柔らかく煮込まれていて、簡単に千切れるほど。トロトロで美味しい。 最初はちょっと量が少ないんじゃないかと思ったが、充分腹一杯になるランチであった。 また食べたいかと聞かれたら、「何回も食べたい」。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
値段がかなり安いようですから、仕方がないのかな。
この表示が出ていたら、
ほぼ同じものが出てくるだろうと思っちゃいますよ。
でも、美味しかったからいいのかな。