![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c7/5f8e4b4e2dfa9474c15fb78a0ee30b18.jpg)
3月14日、この日は我が国では全国的にホワイトデーというらしい。 そのまま直訳すれば“白い日”となり、これを聞いて、クリーニング発祥の日か、はたまた歯磨き記念日か、そんな風にしか思っていない方がいるかもしれない。 フリー百科事典『ウィキペディア』によると、ホワイトデーとは、バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてキャンデー・マシュマロ・ホワイトチョコレートなどのプレゼントを女性へ贈る日とある。 ということで、今日は特別に横浜中華街の白い料理をお届けしよう。といっても出前ができないので写真でご勘弁いただく。 冒頭の写真は西門通りの「国賓菜館」で食べることのできる“白いスープの牛モツそば”。これは美味しい! 店頭のメニューにも書いていないし、あまり知られていない麺かもしれないが、このスープが絶品なのだ。ホワイトデーで使うお返しには最高! ![]() でも、これがなかなか美味しい。聞くところによると「重慶飯店」の本館でしか味わえないという。 ![]() これは広東道の「揚州麺房」で食べることができるイカスミ麺。 漆黒のスープには皆、一様に驚く。「こんなのが飲めるのか!?」と尻込みしてしいる。しかし、一口すすってみると、意外にもアッサリしたお味。 イカ墨を使った料理は色々あるが、たいてい歯が黒くなったりする。でも、ここのスープは大丈夫。お歯黒にはならないので女性でも食べられるよ。 ![]() ![]() まずひと口めは真っ黒なスープを味わう。フ~ンと漂ってくる香ばしい黒ゴマペーストが、鶏ガラと豚ガラでダシを取ったスープにうまくマッチしている。 トッピングされているのはモヤシ、ニラ、ひき肉と、平打ち麺に絡み付いてくるピーナッツ。この細かく砕かれたピーナッツが黒ゴマの味に深みを与えてくれる。 この日わたしが座ったのはレジ近くの席。そこからは壁に貼ってある芸能人の色紙がよく見えるのだが、そんな有名人に混じって、なんとあの某市長の色紙も! EXILEのサインなんかと並んでいたら、これはもう週刊誌ネタなのだろうが、残念ながら(?)ごく普通の色紙だった。 あの人は、中華街の中のお店によく出没しているようで、この前は「華都飯店」で中国の外交官と一緒に会食していた。なぜ、その人たちが外交官と分かったかというと、迎えに来た数台のベンツが青地に白抜きの、いわゆるブルーナンバーだったからだ。 某市長は彼ら要人を見送りながら「ツァイチィエン~」と言っていた…、かどうかは聞き取れなかった。でもたぶん、例のところで習った中国語が役立っていたいた、と思いたい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ご丁寧にも“炭焼き”だとか。本当かね? 叉焼を炭焼きしたんだろうか。 ![]() この真っ赤なスープ麺は「福満園別館」の豚レバ入り激辛汁麺。これは強烈だった。 ![]() なぜかスープが青なのだ。これは「広東」で食べることができるベイスターズラーメン。 1998年、横浜ベイスターズの優勝を記念して創作されたそばで、黄色い玉子でできているのは、もちろんベイスターズの星を表現している。スープの青さはブルーキュラソーで出しているとか。意外と澄んだスープでコクがある。 以前は500円で食べられたのだが、最近は600円になってしまった。 ![]() 中華街のはずれにあるため、観光客はほとんど来ない。ハマっ子ですらこの店を知らない人が多いかも。町の中華屋さんのような店だけど、なかなか旨いものを食わしてくれるのだ。 そのうちの一つがこれ。ホウレン草を打ち込んだ自家製細麺を使用している。あっさりしている塩味のスープとの相性もいい。最近は他店でも翡翠麺を食べられるようになってきたが、やはりここのがイチバンだろう。 ホワイトデーに贈る白いスープの麺から、いろいろな色彩の麺・飯に話が飛んでしまったが、バレンタインデーにチョコレートを貰えなかった男の子たちは、ホワイトデーなんて関係ないよね。お返しする相手がいないんだから。 また、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントしたのに、相手の男性から無視されてしまったという女の子もいる。 そんな人たちのためにブラックデーというのが用意されているそうだ。4月14日には是非、横浜中華街で黒い麺・飯を囲みながら、「バレンタインデーなんか嫌いだ!」とか「ホワイトデーなんか要らなぁい」なんて討論会を開催してほしいものだ。 ![]() |
リンク先を見てみたら韓国の行事のようですね。
広東の青いヤツは怖くてまだ手が出てません。
翡翠麺はあちこちでみかけます。
萬来亭も開店直後はきまぐれで翡翠麺を
時々出していたのですが、最近見かけません。
青いスープといっても、特殊な着色剤は入っていないですよ。見た目よりは美味しいです。