中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

中華街関帝廟通りに蜂蜜専門店が登場

2004年11月01日 | 中華街(関帝廟通り)
 中華街関帝廟通りにあった「やすいや」を覚えていますか? ここは、中山路の「京城苑」と1、2を争う朝鮮料理のお店でした。身体を壊したか何かで2003年に閉店してしまったのですが、そのあとにオープンしたのが「薬蜜本舗」です。
 ここで売っているのは、よくあるレンゲやアカシアなどの蜂蜜ではなく、漢方薬に用いられる薬用植物の花から採集した蜂蜜なのです。さすがは中華街、蜂蜜専門店でもチャイナテーストを感じさせてくれます。
 
 一階は薬蜜の小売店で、いろいろな種類を試食させてくれます。そのラインナップは…
①ショウシ(マメ科・雲南省産)…さっぱりした味わい。口当たりの良い柔らかな甘さです。
②ウイキョウ(セリ科・甘粛省産)…フェンネル独特の優雅な香り。黒糖を思わせる豊かな甘さ。
③オウギ(マメ科・甘粛省産)…薬用植物の風味があり、深いコクとしっかりした甘さが口の中に広がります。
④クコ(ナス科・寧夏省産)…果実を思わせる清々しい甘味。森の中を散歩している気分になれます。
⑤オウレン(キンポウゲ科・四川省産)…スパイシーな酸味と個性的な風味のコラボレーションがたまりません。
⑥トウジン(キキョウ科・甘粛省産)…食材との組み合わせによる味の変化に驚きます。
⑦コウキツ(ミカン科・四川省産)…昔懐かしいベッコウ飴を想像させる甘さが、喉の奥までしみわたります。
⑧レイシ(ムクロジ科・広西省産)…女性に人気のライチ果実の風味がそのまま残るデザート蜂蜜です。
⑨リュウガン(ムクロジ科・広西省産)…スッキリした甘さが、フローラルフレーバーを導く逸品です。
⑩ヤハシ(シソ科・雲南省産)…食感、風味、甘さともバランスが最高の究極蜂蜜。

 ヤハシだけは280g入りですが、その他はみな30g、140g、225g、600gの4種類のビンがあります。いきなり大ビンを買ってしまうのは勇気がいりますので、ここは140gから入るのがいいと思います。
 気になるお値段ですが、ショウシ(140g)が1155円、その他(140g)は1365円です。それでもチョットという方には30gの小ビンにしておきましょう。どれも300円台です。

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